おちこぼれOLの独学宅建合格記

2020年10月試験にて独学で宅建士合格しました。前年度不合格からいかにして合格までたどり着いたか、その道筋を振り返ります。

再受験の決意と最初にしたこと

 

再受験の決意

2019年12月。

合格発表があり、不合格がわかって、さて、次年度受けるかどうか。 とても迷いました。

実は私は恐怖のあまり試験後に自己採点が出来ておらず、合格発表で自分の合格/不合格を知ることになるのですが、正直なところ試験終了後「これは落ちたな」というのはなんとなく感じていました。それと同時に「この試験をまた1年間勉強したところで、果たして合格までたどり着くことが出来るのか…?」という疑問も沸いてきたのです。もちろん勉強不足によって不合格となったわけですが、過去問になかったような初めてみるような問題もあるなかで(初めてみる問題には太刀打ちできないと当時感じていたので)、合格率17%以下という狭き門を突破する自信は地の底に落ちたのでした。

そして、なにより2019年と2020年試験の大きな違いは民法改正」。変わるところをイチから勉強し、知識をアップデートし直さないといけません。今までの受験時の改正とは比にならないであろうその大きな壁を、果たして越えられるのか。

「再受験する」と決めたら、またあの勉強の日々(しかも前年よりさらに辛い)。「再受験しない」と決めたら勉強なんてしなくて良い。そもそもいい加減な理由で始めた宅建受験。ほかの受験生のように仕事で必要に迫られて受験するわけではない。決めるのは自分。果たしてどうするか。

優柔不断な性格でなかなか決めることはできず、うだうだしている間に年を越し、2020年。まだ年明けはコロナ騒ぎにはなっていませんでした。そしてまた、あの資格の通信教育のCM。

このまま終わったら、結局去年1年間勉強したことは決してムダだったとは言わないけれど、形には残らない。そしてなにより、宅建に落ちたという人生の課題を残したまま、元々低い自己肯定感がさらに低下していく。受験すると決めたらまた1年しんどいけど、でもこのまままた「宅建に落ちた」というモヤモヤを抱えたまま生きていくのはもっとしんどいはず。

 

やっぱり受けよう。

 

そうやっと決められたのは、お正月も明け、仕事が始まってから何日かしてからでした。そしてもうひとつ決めました。

 

これで絶対に受験するのは最後にする。これでダメなら向いていなかったと思って諦める。

 

そう決意し、宅建再受験の日々がようやくはじまったのでした。

 

最初にしたこと

宅建士を受験するぞ!」と決めてから最初にやったことについて。

私自身、2019年の冬に受験を決めた際(=去年不合格時)、よく調べもせず、見切り発車をしてとりあえず本屋にテキストを買いに走りました。そして目についたテキストを適当に購入しました。でもそれでは良くなかったと、不合格を知ったときに実感したのです。

2020年の年明けに宅建士受験リベンジを決めてから最初にしたことは、敵を知ることです。つまり、テキストや過去問を買いに本屋に走ることではなく、「宅建士合格のために何が必要かを知ること」、そして「合格のための目標を立てること」。

そんなことわかってるよ!という方もたくさんいると思いますがwでも私は、不合格時それが出来ていませんでした。それが結局、合格へ走りきれなかった要因のひとつだと思っています。まるで大学受験生のようですが。
宅建士試験は難しいです。中途半端に準備をしても中途半端になるだけ。ひとつひとつ丁寧に考えて、絶対に合格するための準備をすることが大切だと思い、まずは目標を立て、その準備をすることにしました*1。まだ1月も上旬。時間はたっぷりあります。
 
再受験を決めたときにまず私がしたことは下記のとおりです。
 
1.宅建士に合格するため必要なことは何かを調べる
2.宅建士に合格するために目標を立てる
3.目標を達成するためには何が必要か考える
4.勉強方法を考える
5.計画を立てる
 
以上のことを考えて初めて、机に向かおう!となりました。次回以降で具体的に何をどう考えたかをみていきたいと思います。

*1:そもそも今(2020年12月)本屋にテキストを買いに走っても、その本は2020年秋の試験内容が反映されていないと思うので買うのは待った方がいいと思います。たぶん。