おちこぼれOLの独学宅建合格記

2020年10月試験にて独学で宅建士合格しました。前年度不合格からいかにして合格までたどり着いたか、その道筋を振り返ります。

受験を決めてから最初にしたこと③~勉強方法どうするか問題~

前回に引き続き、「受験を決めてから最初にしたこと③」…ですがタイトル改め勉強方法どうするか問題です。

 

1.宅建士に合格するため必要なことは何かを調べる
2.宅建士に合格するために目標を立てる
3.目標を達成するためには何が必要か考える
4.勉強方法を考える
5.計画を立てる

 

勉強方法を考える

これはとても重要です。ここが大きな分かれ目となると思いました。何故なら、人によって勉強方法の向き不向きがあると思うからです。端的に言えば、

 

スクールに通うか

通信教育を受けるか

独学にするか

 

の3択のうちどれを取るか、という問題です。泣いても笑っても今年で最後の受験にすると決めた以上、そして40点以上獲得して合格すると決めた以上、それを確実に達成できる方法で勉強を進めたい。

そうなると正直、スクール一択かなと思いました。

第一候補 スクール

これは一番最初に書きましたが、建築士受験生時代の経験を踏まえると、スクールに通えば間違いないのです。もちろん通い方や勉強進捗度など個人的問題、そしてスクールの質によって変わってくるところだとは思います。

ですが、少なくとも大手スクールの良いところは「しっかりしたレベルの講師陣」から「毎年の研究成果が反映されたテキストを使って」「管理されながら」勉強できるということです。毎回講義後にミニテストがあったり、宿題があったり。それらを100%しっかりこなすのは骨が折れますが、逆に自習なども含め120%活用できれば受かるような仕組みになっていると思います。実際、大学で落ちこぼれだった私を建築士合格ラインまで引っ張り上げてくれたのはスクールです。建築士受験生時代(大学卒業後、社会人になってからも受験のため通ってました)、試験直前期には仕事が終わったあと、栄養ドリンク飲みながらスクールに駆け込み、(落ちこぼれだったので)夜11時近くまで残って勉強した日々。辛かったですけど、そこまでやれたのは整った環境があったからでした。

とはいえスクールには欠点があります。そう、高いお金が。たぶん宅建士受験講座(とひとくちで言っても期間などで様々なコースがあると思いますが)でも数十万するのではないでしょうか。…とても、とてもじゃないけど底辺事務職にはそんなお金…一度は出しましたけど…もう出せません…。

それだけではなく、今の自分には120%使いこなす自信がないというのもありました。建築士受験生当時は社会人とはいえ新人で、毎日定時で上がっていたので、仕事のあとにスクールに通うことも全然出来たのですが、今はもうそこそこ仕事量を与えられており、毎日定時という訳にはいかない状況。それだと仕事後の講義とかになると間にあわない可能性もあったりして、非常に勿体ない。やっぱりスクールに通うなら120%使いこなすのが絶対だと(私の中では)思っていたので。ということで、スクールはあえなく却下。

第二候補 通信教育

実はやろうかかなり迷いました。そして、私がここでいう「通信教育」とは、いわゆる大手通信教育会社がやっているようなものではなく、個人の宅建講師陣が、オンラインやDVDを用いての講義付で通信(というかネット)でテキストを販売しているのを利用することをいいます。ちなみになぜ大手通信教育が視野に入っていなかったかというと、それは幼少期、某通信教育教材(小学生中学生がよく使っている通信教育の定番のヤツです)をやらずに溜めに溜めて結局そのまま捨てるしかなかった…というのを経験し、そういうのは私には向いていないと良くわかっていたからです(ひとくくりにしてはいけないとは思いますが)。

ここで私は吉野塾、そしてみやざき塾に出会います。詳細はまたおいおい話しますが、私が独学といえども非常にお世話になったのがこの2つの宅建塾でした。実は2019年度受験の夏頃だったでしょうか、そのくらいのときにそういうのがあるというのを存じ上げてはいたのですが、知ったのが遅かったということもあり使うことはほぼなく、再受験を決意し勉強方法を考えるなかで存在を思い出し、候補として上がってきたのでした。価格もスクールに通うよりは安価で、しかもスクールと同等、もしくはそれ以上に手厚い教育体制(といえばいいのでしょうか)が整っているのがとても魅力的に感じました。

それでも私は…第三候補、独学を選びました。

 

第三候補 独学

合格するために40点を目標点にする。そのための最善は…きっと独学ではありません。お金と時間があるのであればスクールに通えばいいと思います。時間はあるけれどお金は…という人は通信教育を選ぶ。人それぞれ、自分の経済状況と環境と、そして何より向き不向きとを考慮し、勉強方法を選ぶべきです。

ではなぜ結局独学にしたのか?…長くなりましたので次にしたいと思います。