おちこぼれOLの独学宅建合格記

2020年10月試験にて独学で宅建士合格しました。前年度不合格からいかにして合格までたどり着いたか、その道筋を振り返ります。

【余談】もう1冊の参考書

テキストは2冊使いだったということは前々回書きましたが、実はテキストとは別に、もう1冊参考書として購入したした本があります。それがこちら。

 

 

正直、2021年以降受験する方々にとってはそこまで必要性がないかもしれません。私は2019年にも受験していたため、2020年の受験勉強をするにあたり民法の覚え直しは重要事項でした。結論が逆になったり、丸々知識を入れ替えないといけなかったりする項目もあったりして、勉強のし直しを始めた頃は、もう何が何だか、何が正解なのか、ちんぷんかんぷんで。そこをカバーしてくれる、過去の民法との違いなども解説してくれるような本がないか探していたところ、見つけたのがこの本でした。

タイトルに宅建士とありますが、私が読んだ感想としては「宅建士向けというより民法改正の勉強をしたい人向けかな?」というところ。もちろん、民法改正の内容はものすごーーーく膨大で、それこそこのテキストでは収まらないくらいだと思います。そこから宅建士試験に絡みそうなのをピックアップしてはいるのだと思うのですが、いかんせんそれでも分量が多くて。かなり細かい知識も解説してくれていて、それはそれで良いのですが、この本を丸々覚えようとするのはかなりキツい(割にはそこまで出なそう)かなぁと。勉強の後半期ではあまり活躍の場がありませんでした。

ですが、吉野塾で無料で提供してくださっていた動画やレジュメと併せて、このテキストを参照すると、一応絞られた重要ポイントをあぶり出すことが出来、かつテキストとしては細かい内容までしっかり書かれているので、そういった使い方である程度基礎を固めたりはしていました。

また、過去問なんかでも正解がどう変わるか(✕だったものが○になるとか)を、全部ではないにしろ分野ごとに解説して下さっているのはすごく助かったので、そこらへんは参考になったかなと思います。

これからは宅建士勉強のためというよりは、民法改正をよりきちんと知るためのものとして使っていきたい1冊です。