おちこぼれOLの独学宅建合格記

2020年10月試験にて独学で宅建士合格しました。前年度不合格からいかにして合格までたどり着いたか、その道筋を振り返ります。

【ノートの使い方】要点ノートをつくる

12月受験生の皆さん、試験お疲れさまでした。今日からこのブログも通常営業(?)に戻ります。3日前に書いた記事では勉強の記録を付けていたことについて書きました。

 

前にも書いたように、日々の勉強はテキストを読む→分野別問題を解くというのが基本的なルーティンなのですが、テキストを読んでいくなかで、ただ読むだけ(+動画をみただけ)では覚えられなそうなこと、特に図を自分なりに書いたほうが良さそうな項目についてはノートにまとめるようにしていました。もちろんこれは問題を解くためのノートは別です。私は「要点ノート」と呼んでいました。

実は、勉強開始当初はノートを準備しておらず、テキストに書き込むだけで完結させたいと考えていました。前にも書いたのですが、今年はあまり資料をあちこちに広げたくないというのがあり(あまりに広げるとどこにポイントが書いてあるかわからなくなるので)、それならばテキストに全部情報を集約して、「テキストを読めば全部わかる!」というようにしたほうが良いのではないかと思って。でもそれは早々に断念。自分なりに図を描いたほうが記憶に残るし理解が早いとすぐに気づいたからです。特に苦手分野は、テキストに掲載されている図表でも分からないから苦手となりやすいのかな?と思ったりして。それならば自分で分かるように図解したほうが理解が深まるかなと考えました。結果それで正解。ノートは大いに使うべきです。

ノートについては何でも良いと思うのですが、私は無印良品の方眼タイプ(B5サイズ)のものを使っていました。

 

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問題を解くためのノートはベーシックな横罫のものにしていましたが、今回は図表を描いたりするのが目的なので方眼にしました。ちなみに、前年度使っていたノートは外(図書館とかカフェとか)で勉強すること想定して持ち運びの観点から同じタイプのA5サイズのものを使っていたのですが、それでは小さくて。都市計画法をまとめたりするときには見開きで描く必要があって、大きいほうがいいなと思い今年はB5サイズに。

この要点ノートは、全科目共通でこの1冊としています。はじめは科目ごとに分けようかとか、ルーズリーフにして科目ごとに整理できるようにしたほうがいいんじゃないか?とか思ったんですが、結果色分けした付箋を貼ればすべて解決するなと。科目ごと分けるとまたノートが増えてしまうし、ルーズリーフだと無くしちゃう可能性もあるので(大学時代経験あり)。

ただしこのノート1冊で完結させるためには、今書いたように付箋が大事。科目ごとに色分けしていて、法令は黄緑、権利はピンク、業法はオレンジになっています。項目の順番もバラバラで、勉強した順にどんどん書いていくルールにしていました。付箋を貼ったことでどこに何が書いてあるか一目瞭然だったので、このやり方で特に不便はなかったです。ちなみに付箋は100均で購入したプラスチック?製のものにしています。これが紙のタイプだとすぐ破けてしまうのでオススメしません(このノートは将来的にたくさん持ち運びすることになるので)。

結果、都市計画法なんかはどのテキストよりも自分で描いた図表が1番理解しやすくて、最終的には都市計画法はそれがマイテキストのようになっていました。他にも直前期には苦手な分野をひたすらノートに図表化していき、問題を解くときに自分で描いた図表を頭で思い浮かべられるようにまで特訓。直前期まで足を引っ張った開発許可なんかは、このノートのおかげで苦手克服できたと言ってもいいくらいです。

他にも模試で間違えた要点を全部書き写してひたすらスキマ時間で見るようにしたり、以上・以下・超・未満とかが訳わからなくなっていたのをまとめたりと、最終的には「要点ノート」というより「何でもノート」と化していきましたがw、試験当日も試験開始前に見直したりと、最後まで大きな味方となってくれました。