おちこぼれOLの独学宅建合格記

2020年10月試験にて独学で宅建士合格しました。前年度不合格からいかにして合格までたどり着いたか、その道筋を振り返ります。

ツメの甘さは命取り

2019年に宅建試験を受けたとき、私の点数は30点でした。その年の合格点は35点だったので、5点は足りなかった計算となります。そのときの反省はこちら↓

 

 

正直、そのときは試験終了と同時に「あぁ多分ダメだろうな」という実感はありました。それは、もちろん分からなかった箇所がいくつかあったからというのもあるのですが、それは2020年に受けたときも同じで。それよりも、実感として大きかったのは「2択には絞れたけれどそこから1択に絞ることができなかった」問題が多かったということ。

実際答え合わせをしてみると、2択まで絞れたけれど間違っていて、しかも正解はもう1肢のほうでした、なんて問題が4問はありました。つまり2択まで絞れたはいいものの、最後の最後のツメが甘くて正解肢を絞りきれなかったのが落ちた最大の原因と言ってもいいくらいだったのです(ま、それが全部正解していたとしても落ちてたんですけど)。

やっぱりすごく悔しかったです。試験に落ちたということもそうですけど、「なんで2択まで絞れたのに正解出来なかったんだろう」というのが。あとになって講師陣の2019年度の総評を読んだりしていると、自分が間違えた問題で「この問題は2択まで絞れていれば上出来です」というのもあったりしたので、ある程度は仕方がなかったのかも…と思ったり。が、それでもその問題正解している人達もいるわけで、と改めて考え直し、自分の不正解を正当化してはいけないなと思い直したりして。

何が言いたいのかというと、詰めの甘い勉強をしていたら宅建は落ちる試験だということです。いまの宅建試験は難しいです。簡単に点を取らせてはくれない問題もたくさんあります。それでも合格者は、確実に取れる問題は確実にとってきます。自分が不合格も合格も経験して、実感したのはこの点でした。正答率が低くても、いわゆる難問でなければしっかり取るべきで。そういう問題でこそ合格者は点を稼ぐところなので。そこをきっちり取るには、あやふやだったり中途半端だったりな知識では太刀打ちできません。

わからないことがあったらきちんと潰す。覚えるのが億劫でも「どうせ出ないだろう」と正当化させないで面倒臭さがらずに根気よく覚える。マイナス思考になりがちなことの繰り返しですけど、合格するためにはその壁を超える必要があると実感したのが不合格の経験でした。