おちこぼれOLの独学宅建合格記

2020年10月試験にて独学で宅建士合格しました。前年度不合格からいかにして合格までたどり着いたか、その道筋を振り返ります。

不合格と合格の違い~成長曲線編~

前回、不合格になったときのことについて書きましたが、せっかくなので(?)今日もその時のことを書いていきたいと思います。前回の記事はこちら↓

 

ochikoboretakken.hatenablog.com

 

勉強の成長曲線なるものがあると、昔聞いたことがあります。たしか大学受験のときに聞いたんだと思うのですが、人によって勉強の伸び方が違うと。勉強時間と成長が比例するように伸びていく人もいれば、時間を掛けてもなかなか伸びず、試験前になって急激に伸びる人もいる、と。だから(その当時は)夏休みになかなか伸びなくてもコツコツ勉強し続けなさい、という話だったと思うのですが、私が宅建試験を勉強しているときには

2019年勉強中の私:私の場合は後者(後から伸びるタイプ)だろうなぁ

→不合格知ったあとの私:最後急に伸びるとか全く無かったわ……

2020年勉強中の私:去年最後に伸びるとかなかったから少しずつ成長したいな

→合格知ったあとの私:最後の1ヶ月の伸びが決め手だったわ…だけど夏までにある程度のラインには達してないと絶対無理だったわ…

てな感じでした。

自分の実感を簡単なグラフにするとこんな感じ。

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成長曲線(実感)

 2019年は成長率も低く、最後の伸びもなかった

2019年不合格時は、とにかく伸びが低空飛行。8月までの基礎学習の時点でテキストの理解度も低く、8月を過ぎても成果が実感することもないまま、過去問を解いても全然点が取れない状況(この時点で結構ヤバいんじゃないか??というのはうっすらと感じていました)。ちなみに9月に受験した模試の時点で点数は30点。なんと本試験の点数と何ら変わらない点数。模試を受けてヤバさを実感したものの、追い込みをかけたような記憶もないので、おそらくスパートがかかってそこから一気に伸びた、ということもなく終了。そう、何もせずに「最後に伸びる」なんてあり得ないとここで思い知ったのです。

たとえ9月末の模試を受けてガチのスパートをかけていたとしても、そもそも8月までの段階でダメダメだったので、その時点で合否が決まっていたのかもしれません。

 

2020年は前年よりも伸び率UP。最後の追い込みも効いた

2020年は前年の蓄積が多少残っていたので、0からのスタートではなかったというのがまずひとつ。そして新たなツールや問題の解き方を変えるなどの工夫をすることによって、8月の時点で過去問でも比較的高得点をマークすることができるようになり、前年よりも少しは合格に近いことを実感。もしかしていけるかも…とすこし調子に乗るw

それを裏付けるかのように9月の外部模試ではA判定を取ることができて一安心…したのもつかの間、自宅で受けた模試でなんと29点という大惨敗。それに大きなショックを受けとにかくスパートをかけるべく、家にいる時間の8割以上…は言い過ぎだけど、家族に協力してもらいご飯、お風呂、睡眠以外のほとんどの時間を勉強に割き、さらには有給を何日か取り勉強をすることに。最後に徹底的にできないところをつぶしたことによって、なんとか合格点を超えることができたような実感。でも最後のスパートをかけなければ、また前年と同じように詰めの甘さにやられて不合格だったと思います。

 

最後のスパートをかけることでなんとか合格に手を伸ばして届いたような実感はあるので、最後の1ヶ月も大事ですが、それよりも夏までにいかに仕上げておくかが、私にとっては合否の分け目でした。時間がたっぷりあるだとか、短期集中型だとか、最後にありえないくらい伸びるぞ!!という要素があるなら、夏までの出来に左右されない人もいるのかもしれません。でも私は普通に仕事をしながらの勉強なので時間に限りもあるし、人よりも時間を掛けたり工夫をしないとすぐ忘れてしまうので、そんなに急な伸びは期待できない。だから夏までの蓄積が大事だったなというのが、振り返って一番に感じるところです。

でも本当に人によってこのグラフは違うのだと思います。私がこうだった、というだけで。実際、9月の模試で大惨敗だったのに合格した、という話も聞きますし。あと勉強期間1ヶ月で合格した人とかね!そんな短期間で合格できる人、どうやったのか逆に教えてほしいくらいです…