おちこぼれOLの独学宅建合格記

2020年10月試験にて独学で宅建士合格しました。前年度不合格からいかにして合格までたどり着いたか、その道筋を振り返ります。

【苦手克服】報酬額の計算

引き続き、苦手分野の克服法について。今日は宅建業法の中でも報酬額の計算について取り上げていきたいと思います。昨日までの重要事項説明についてはこちら↓

 

ochikoboretakken.hatenablog.com

 報酬額の計算、宅建受験生のどれだけの人たちが得意としているのかわかりませんが、私は大の苦手でした。それこそ試験直前期の10月になっても怪しくて…むしろ当日になっても「100%どんな問題がきても解けるぞ!!」という自信は全然なかったです。

基礎の速算式はちゃんと習得しているんですよ。価格が400万超のときは価格×3%+6万とかそういうやつは。このレベルの問題だったら早々に習得していたので、自信を持って得点できます。では何が苦手なのかというと、売買・交換と貸借でまず混乱するのと、それに加えて媒介とか代理とか報酬特例とかが出てくるともう訳がわからなくなってしまうという。これが本当に、何回やっても覚えられなくて、このときも書きましたけど1日徹底してやっても忘れるという始末。10月になってもそんな調子だったので、正直この項目は捨てたかったんですけど、そうすると(そもそもハードルが高いのに)ますます業法満点が難しくなってしまうので、結局諦めきれませんでした。

でも、報酬額の計算って実はそんなに難しくはないのではないかと後々気づきました。結局は計算なので(計算しなくても解けてしまう年もあるけれど)、重箱の隅をつつくような知識を問うような問題ではなく、いかに考え方をきちんと理解しているか?が問われるというか。だからちゃんと攻略すれば捨てる必要なんてないと思ったんですよね。

やり方を忘れないようにする

それでは具体的にどうやって攻略していくか。私の場合、ちゃんと学べば理解はできたんですね、忘れるだけで。混乱するのは忘れているからなんだと途中で気づいたのでなので基本的には私のべースであるテキスト+動画で概要を押さえて、分野別問題集というルーティン。これを試験日まで10月の頭から毎日最低30分やりました。忘れないようにするためには毎日やるしかないので。ちゃんとテキスト+動画も数日に1回はやっていました。問題を解くことだけやっていると、問題で出てくるところは覚えていられるけれど、その日解かなかった問題についてはまた忘れちゃうので。

 苦手の克服、という割にはかなりシンプルなやり方ですけども、結局報酬額の計算が苦手な理由はやり方を忘れてしまうからだ、ということに気づいてからは、変なことはせずとにかく繰り返すことを地道に続けました。正直、夏くらいまではそこまで苦手意識を持っていなかったんですけど、試験が近づくにつれ、私は基礎しか理解していないんだなということに気づいたんですよね。何が原因で苦手か?をきちんと省みることが、苦手克服の近道だったのかもしれないです。