おちこぼれOLの独学宅建合格記

2020年10月試験にて独学で宅建士合格しました。前年度不合格からいかにして合格までたどり着いたか、その道筋を振り返ります。

8月以降意識したことを振り返る

8月のお盆。ここがひとつの区切りだと思って私は勉強していました。計画では8月末までに年度別過去問の正答率を100%までもっていく、としていましたが、到底できなそうだなというのを7月くらいから実感。計画変更して、自分に今何が不足していて、なにをすべきかをもう一度考えて取り組み直すことに。そのうえで今日は、いよいよ直前期に迫ってくる8月~9月に意識していたことについて。その上で、なにをやったかをまた次回書いていきます。

 

 

9月の模試をゴールとして定める

私は9月の敬老の日秋分の日あたりに行われる外部模試を受験したのですが、そこをひとつのゴールとして定めていました。つまり、10月の試験日当日ではなく、それよりも約1ヶ月近く早いところでゴールを定め、そこに向かって勉強していく、という心づもりで取り組みました。

早めのタイミングをゴールとして設定したのは、本番当日をゴールとしてしまうと、当日までに目標(合格点)にたどり着けなかった場合にもうどうしようもないから。本番にピークを持っていきなさい、という考え方もあるとは思うのですが、経験上、それで当日にピークを持ってきた試しがない…wだから今年は、ゴールまでに目標にたどり着けないことを前提に早めにゴールを設定して、そこから本番当日までにその差を埋める作業をしたい、と思いそういう目標設定にしました。だから模試では40点取るぞ!という意識で、そこまでいかにして持っていくか?というのをずっと考えていました。

出来ないことを出来るようにする、わからないことをわかるようにする

マジでこれ大事だったなと思います。本番まで残り約2ヶ月、模試までは残り約1ヶ月なにをするか。出来ないことを出来るようにする、わからないことをわかるようにする。これ1択です。これが無くなれば合格できますよね、だってわからないこと無いんだもん!w

でもそれは到底無理なんです。わからないことがない、なんてことは不可能だから、ひとつでもそれを潰す。そしてそれらから目を背けず、しっかりひとつひとつ理解を積み重ねていくことをを、これからの数ヶ月でしていく。出来ないこと・わからないことが何かを見つけるためのツールが模試であり予想問題集であるという意識でいるようにしました。だから点数はあまり気にしません。

この意識がなかったから、前年不合格にになったんだなって、本当に思います。

無駄な勉強はしない

無駄な勉強というとちょっと言い方がアレですが、言い換えれば点数に繋がらなさそうな勉強はしない、点が伸びそうな勉強をする、という感じです。

例えばですけど、借地借家法なんて絶対に出題されるじゃないですか。でも絶対出されるのわかってるけど、苦手のまま・わからないまま本番を迎えてしまったら、もう借地借家法はそこ0点ですよね。それはきっと、試験受ける前から自分でわかってると思います、あぁ借地借家法苦手だから点取れないなぁ、って。それじゃダメだなぁって思ったんです。出されるのわからなくて失点するならまだわかるけど、出題されるの判ってるのに勉強しないって勿体ないじゃん!って。しかも本気で苦手(=もう捨てるしかない)というわけではなくて、頑張って理解すれば点取れそうだな、というレベルであれば、頑張って勉強してそこ絶対点数とれるようにすべきだな、と。

そうやって、点が伸びそうなところから勉強していくことを意識しました。逆をいえば、出るか出ないかわからないようなところ・出ても範囲が広すぎて手に負えなそうなところ(たとえば用途制限とか)はもう思い切って浅くだけやるとか。そうやってちょっと取捨選択しつつ勉強するようにして、とにかく点を取りに行くぞ!という気持ちで勉強していました。

 

試験日まで残り2ヶ月ちょっと。時間があるようでありません。とくに10月以降の超直前期は、本当にやることがいっぱいになってきて時間との闘いになってくるので(それを予見できなかった)、まだ少し余裕のある8月のうちに、自分の計画やすべきことを見直しておいて良かったなと思います。