おちこぼれOLの独学宅建合格記

2020年10月試験にて独学で宅建士合格しました。前年度不合格からいかにして合格までたどり着いたか、その道筋を振り返ります。

【超直前期前】9月中にやっておいたこと

私が宅建試験に合格した2020年10月試験……まで残り1ヶ月となった2020年9月下旬。不合格となった前年度を教訓とし、来たる10月に向けて色々準備をし始めたのがこの頃でした。というのは、10月に入るととにかく忙しい。そして時間がない!!

10月はとにかく忙しい

超直前期(私は10月に入ってからの約20日間のことを位置づけていました)になると、やることが急激に増えます。もちろん学習者によってやり方はそれぞれなので、人によるとは思うのですが、とにかくあちこちで【特訓講座】や【最終講義】の類が増えます。各講師陣が最後の追い込みと称して問題演習だったり動画講義をアップしてくださったりするはずです(有料無料問わず)。決して回し者というわけではないですが、自ら情報を掴んでいかないといけない独学者としては、それらは大いに活用したい。無料なら尚更。なのでそれらはしっかり受講したいとなると、スケジュールがそれだけで結構埋まってきます。さらに、模試を解き終わっていなかったら解かないといけない、復習もしないといけない、潰れていない苦手は潰さないといけない、えっ模試解いたらまた新たな苦手が出てきた!とかなったら、もうマジで時間がないです。今振り返っても、10月は本当に時間がなかった。ずっと焦ってましたし、時間なさすぎて、最終講義は基本アーカイブで倍速で観てましたw

一応、前年度の反省を踏まえて10月に向けての準備はしていたんですけどね…。それでもずっとバタバタしていました。前置きが長くなりましたが、10月になる前の多少余裕のあるタイミングだからこそ、やっておいて良かったことをまとめておきます。

1.『確定事項』のスケジュール落とし込み

まずは上述の件と被りますが、日時が確定していることについてはスケジューリングしておきます。何日何時からオンラインで講義がある、などわかっている予定があるなら、カレンダーや手帳に書いておく。私は宅建用の手帳を1冊作っていたので、それに書いておいてました。結局それ以外の時間で自分の勉強をしないといけないので、自分の空いている時間をひと目でわかるようにするためです。

2.10月にやることの洗い出し

1の延長ですが、10月にやることを洗い出し、箇条書きでもなんでも良いので書き出しておきました。時間がない中やりたいことだけが増えていくなかで、それらを全部はできないので、最低限やることを書き出しておく。そうすることで、10月に入ってから「逆に今日なにやろう…」みたいなやることを考えて時間を無駄にすることを避けます。結構わたしは焦ると頭真っ白…となることが多くて、やることが多いとなおさら何から手をつけたらいいんだろうってなってしまうんですね。とにかくその「やることリスト」をこなしていくことが10月に私がやることだ!と有無を言わさず勉強せざるを得なくなるのも良かった…のかな?w

私は手つかずの過去問と予想問題をそれぞれ1題ずつあえて残しておいて、それを本番2週前の土日(2020年だったら10月3日4日でした)にやろうと決めていました。あとは、過去問を間違ったところだけをもう1周したい、とか、伸び悩んだので業法だけ過去問もう1周したいとか、最低限やりたいことを羅列しておきました。

3.苦手項目のまとめ

試験1ヶ月前ともなると、過去問や模試を解きすすめるうちにだんだん苦手なところが浮き彫りになってきます。それをノートでもスマホでもなんでもいいので、まとめておいて『苦手なところだけを』見直すツールを作っておくことで、超直前期のスキマ時間や試験本番直前に見直すことができるようにしておきます。

以前より何度も書いていますが、私個人として2020年度は「わからないところをわかるようにすることを徹底する」というのを勉強時のテーマとして密かに(?)掲げていました。結局、わかるところ・できるところは、もう何度繰り返そうが点の伸びにはつながらなくて(忘れないように繰り返すというのはありますが)。それよりもわからないところをわかるようにするほうが、そのままなら0点が1点2点に積み重なるわけで、点に直結する。そう考えて、とにかく苦手を潰すことを意識し、直前期は特に何度やってもわからないところ、解けないところは徹底的にやり込むようにしていました。

私は、スマホとノートどちらも活用し苦手克服ツールを自作していました。スマホでは、単語帳アプリに間違えた問題と回答を写真を撮って取り込み、苦手項目だけを集めたミニ問題集のようなものを作成。ノートには以前紹介した要点ノートの後ろの方のページが余っていたので、そこに過去問や模試を解いて間違えたところの要点だけをまとめたページを作成(全部解き終わって間違えたところを復習するタイミングで書くようにしていました)。そのページを見れば苦手項目の要点だけをすぐに見返せるようにしました。ちなみに使ったアプリについては以前書いている記事を再掲しておきます。

ochikoboretakken.hatenablog.com