おちこぼれOLの独学宅建合格記

2020年10月試験にて独学で宅建士合格しました。前年度不合格からいかにして合格までたどり着いたか、その道筋を振り返ります。

【10月】超直前期の過ごし方と勉強方法

10月となり、宅建試験10月試験前の超直前期となりました。以前書いたように超直前期の約20日はほんとーーーに時間がないし、不安が尽きない!!基本的には事前に立てた計画通りに、粛々とやるべきことをこなしていくことに尽きますが、ここまてくると、いかに試験本番にモチベーションと知識のピークを持っていくか、というところを意識していました。

下記のとおり、一応やることの計画はざっくりと立てている前提で。

 

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点数に直結することしかしない

ちょっと乱暴な言い方ですが、日々1点2点点数を積み重ねていく意識で勉強をする、ということです。当たり前のことですが、確実に合格をモノにするには、試験当日にどんな50問が来ても合格点が取れるようになっていないといけません。でももちろん、当日どんな問題が出るかはわからない。だけど、それでも『確実に狙われる分野』ってありますよね。例えば借地借家法とか。3大書面とか。その確実に狙われるところで、果たして私はちゃんと点が取れるのだろか?、と。それを自問自答して…というか模試や過去問の結果をみて、確実に出るのに弱いところがあるならそこに力を入れる。そこがクリアになったら、次に出そうなところで、弱いところをやる。

イメージ的には、このままでは点が取れないであろう穴を、大きいところから日々埋めていく作業をしていく、という感じです。先ほど挙げた借地借家法や3大書面って、そこだけで複数問出るような項目だと思うのですが、そういうところで、且つ自分が苦手だなと思うところを中心にやっていきます。逆に、苦手でもあまり出る確率が少ないところ…例えば税で今回は出る確率が低いと言われているところで、でも苦手だし不安だ、と思っても、そこは思い切ってやりませんでした。それよりも確実に出るようなところで点を取っていくことを考えました。

もしどこが重要かわからない…と思うなら、宅建講師陣のヤマ当て解説動画やポイントまとめ動画などが公開されていれば、それを視聴することをおすすめします。

総体的に科目ごとさらう

上述のとおり自分に不足しているところを補う勉強をしながら、数日に1度のペースで総体的にポイントをさらう勉強も併せて行いました。というのはやはり忘れるのが怖いからというのと、重要ポイントをしっかり知識として刷り込ませておきたい、という理由で。総体的にポイントをさらうのには、私はみやざき塾で公開されていたポイントまとめ動画(1科目数時間近くあるもの)を視聴していました。ものすごく長いので、普通に観ていたらそれだけで平日の勉強が終わってしまうので、1科目を数日に分けて観たり、あとは基本1.5~1.75倍速で観ていました。

重要数値の見直し

これはもしかしたら私だけかもしれませんが、本番当日になると、今まで覚えていた数字が急にど忘れのようにフッと記憶から抜け落ちてしまう、というのが経験上ありました。数日前には覚えていたはずなのに!みたいな…。また、それと併せてあやふやになりそうだったのが、以上なのか以下なのかなのか。法令の建築確認なんかで数字とともに問われるところですね(他にも報酬とか、8種制限の保全措置あたりとか、いっぱりあります)。覚えていたと思っていても、いざ試験本番に見たことのない問題で問われると「あれ?以上か超かどっちだったっけ??」となります。

曖昧な知識のままだと、回答を2択まで絞れたけど結局1つに絞れず、結果失点に繋がります(2019年、不合格のときの私はそうでした)。だから同じことは繰り返すまいと、ノートに数字関係だけまとめたページを作って、毎日ぶつぶつと読みながら確認していました。こんな惜しいところで失点するのは勿体ないので、ここは確実に。

勉強第一優先の生活へシフトする

この時期、みんな必死です。私には勉強友達が誰も居ませんでした(あえて作っていなかったのですが)。だから周りがどれくらい勉強しているかなんて、ツイッターで検索しない限りはわからなかったのですが、それでもきっとみんな勉強しているんだろうなと思いながら過ごしていました。

と同時に、ここで絶対負けたくない!と思って、なりふり構わず勉強、というか宅建のことを考えていたような気がします。例えば会社の昼休みにアプリに入れていた苦手問題を1問でもいいからやる。歩いているときは心の中で3大書面の歌を歌う(前に書いたコレです)。寝る前の5~10分で苦手問題解く。…などなど、もうありとあらゆるスキマ時間を活用して、とにかく宅建ばかりやっていました。

家族にもたくさん協力してもらって、10月頭~試験日までは、仕事・食事・風呂・睡眠以外の時間は勉強してた!と言ってもいいくらいです。さらに間に合わないと思って、有給取って勉強したりとかもしました。とにかく宅建に時間を費やした約20日間でしたね。

体調管理>>>勉強

意外と疎かにしがちになってしまうのが、体調管理。超直前期はもう必死ですから、夜中まで勉強して、朝は通常通り起きて出勤して、と睡眠時間が削られがち。私も正直10月に入ってからは睡眠時間削りながらやっていたので、寝不足気味でしたが、逆にちょっとでも「ん、これはこのままいけば風邪になっちゃうかも…?」と体調に怪しさを感じたときは潔く早々に寝て、体調第一にして過ごしました。

ここにきて体調不良になり、本番でたとえ熱がなかったとしても、頭痛などで万全な状況じゃなかったら、最大パフォーマンスを発揮できない。いくら知識を蓄えてもそれでは今までの勉強が水疱になってしまう。それは絶対に避けたかったので、絶対に風邪をひかない(もちろんコロナにも十分注意!)ように気をつけていました。

あと、これは特異な例かもしれませんが、私は秋の花粉が結構重症な鼻炎アレルギー持ちで、毎日のように鼻をかんでいるような人間なのですが、それも要注意。過去、学生時代にテストの時に限って鼻水が止まらなくてテストどころじゃない!!となったことがあって、それも大きく集中を遮る原因になります。なのでもし鼻炎持ちの人で、普段アレルギーの薬を疎かにしていたらそれもきちんと飲んで(当たり前のことだけどw)、本番に向けて備えた方がいいです。

 

今1年前を振り返ると、文字通り必死で、土日は朝から晩まで勉強していましたが、正直もう「早く自由になりたーい」とも思っていました。でもそれ以上に、「来年また同じ勉強繰り返したくない!」という思いも強くあり、それが必死さに繋がったのかもしれません。10月って一番キツイ時だと思うのですが(とくに私は最後まで業法満点取れなかったり、予想問題集で急に30点台前半になったりだったので)、もう「本気でヤバいかも」と焦りまくりだったのですが、それでもどうにかなりました。

最後まで諦めちゃだめです!絶対ここから試験日までで点は伸びるので、最後までやりきるべし!!