おちこぼれOLの独学宅建合格記

2020年10月試験にて独学で宅建士合格しました。前年度不合格からいかにして合格までたどり着いたか、その道筋を振り返ります。

宅建試験当日の話

明日はいよいよ12月宅建試験ですね。今日も昨日に引き続き、イレギュラーで宅建試験当日のこと、私の10月18日の1日について振り返ってみたいと思います。試験から2ヶ月近く経ちますが、いまもあの1日のことは鮮明な記憶として残っております。

当日の朝

試験当日の朝は、たしか7時くらいに起床して(前の日10時に寝てますから…)、普通通り朝ご飯を食べたり身支度をしたり。試験が13時からなので、朝ご飯が早すぎるとお腹空くかなぁと思いましたが、試験直前になにか軽く摘まもうと考えていたのでそこはいいや、と。そのあと受験票や筆記用具、腕時計など必要なものを今一度確認をして、「いつでも出かけられる!」状況にし、自宅での最後の勉強。

このときにやったことについては、おそらく他の受験生の方々と同じかと思いますが、基本的にはヤマと言われるところを中心に見直しをしました。あとは統計問題の確認。変なことはせず、新しい資料も見ず、自分が使ってきたテキストとノート(と日々使っていた資料)だけを確認しました。あと、昨日は書かなかったのですが、試験前日に「それでも間違えてしまった」項目についてはテキストに新しい付箋を貼って、直前に見直しができるようにしていたので、そこも確認。そこは前の日でも覚えていない項目ですから、もう最後は理屈なしで詰め込むしかないので。

あとは早めに着くようにしました。会場には11時過ぎには着いていたかなぁ。ここで想定外の大きな時間ロスがあって…それはコロナ渦での試験ということで色々制限があるということ。私は前年に続き2年連続の受験で、会場も同じところだったのですが、大きな違いがコロナ対策のため入り口が1カ所だったことと、手指の消毒や検温(画面に体温が映るやつ)のため建物の中に入るのに大行列だったこと。

私の受験会場は大きな大学だったのですが、前年使えていた裏門から入ることができなくて(しかもそのことは受験票に書いてなかった…書いてて欲しかった…)、裏門から入ろうとしていたので結局歩いてぐるーーっと正門まで回って入ることに(これで15分くらいロス)。しかも上述のとおりそこから大行列に並び(これも15分くらい)、結局予定より30分ほどロスして会場に入ることになってしまいました。他の会場がどんな感じだったのかはわかりませんが、会場には早めに着くに越したことはないのかなと思います。この想定外の行列に並びながら、前日に写真で撮っておいた苦手分野をスマホで見ながら確認しました。

会場に着いたら

会場に入ってからは、自分の席を確認して、一度トイレに行き。そのあとお腹が空かないように軽食を摘まみ(ウィダーインゼリー的なものと、カロリーメイト)、自分の席に戻りました。そこで本当に本当に最後のチェック。ここでも苦手項目と、統計を再確認。あと、直前まで(再復習しようとしていたことを)すっかり忘れていた根抵当の確認。根抵当は、前年度受験のときから「これを確認すれば根抵当出たときに1点取れる資料」というのを準備していて。でもそんなに出ないから、いつも(模試のときとか)直前に再確認だけして付け焼き刃的に押さえるというやり方をしていて(勉強スタンスとしては統計と同じ)。今年出るかな~どうかな~と思いつつ、出て取れなかったら悔しいので一応根抵当も確認しました(結局出なかったですけど)。

試験前のメンタルケア

 あとはすごく喉が渇いたのですが、あまり飲み物を飲み過ぎないように注意しつつ(トイレ行きたくなるので)、「机の上の筆記用具以外のものをしまって下さい」アナウンスがされるまではひたすら使い慣れたテキストを見直ししました。机に座って見直しをしている間、ものすごくドキドキドキドキしながら勉強していたのですが、「落ち着け~落ち着け~」と心のなかで唱えながら、深呼吸しながら、あと前々日のYouTube講義のときに吉野先生が仰っていた「絶対合格!と口に出して唱える!」というのを思い出し、(さすがに会場の中なので口には出せませんでしたが)心の中で唱えていましたwあとリラックスしたかったので、当日宮嵜先生が神社にお参りに行くのをインスタライブすると聞いていたので、それを観たりして。私の場合、緊張で焦って頭が真っ白になるという経験が今までの人生で何度もあり、それを絶対に避けたかったので、とにかく落ち着け~~と思いながら最後の確認をしていました。

あと、私の性格上会場に行くと周りの受験生のことが気になってしまうんですけど、むしろ「私めっちゃ勉強してきたしw私に敵うわけないじゃんwこのボロボロテキスト見なよwww」みたいな超強気モードでいきましたw性格どうなのって話は置いておいてw、いつもは周りの受験生がめっちゃ頭良さそうに見えて弱気になってしまうので、それではダメだ!と思って、そういうキャラを自分のなかで作り上げて。もちろん!周りの受験生への配慮は忘れずに、ですよ。そこは性格悪くなっちゃダメですwおとなしく黙って勉強しながら、心の中では強気でいました。

 

あとは2時間闘うだけです!試験が終われば全部解放!!試験が終わった瞬間は、「受かったな!」とか「自信ないな…」とかは全く思わず、ただただとてもスッキリした心持ちでした。やりきった!!という気持ち。

試験日の夜、速報だの解説だのが出ると思うのですが、私は一切シャットアウトしました。というのは…怖かったから。数カ所あったどうしても解らなかった箇所が不安で仕方かなかったというのもあり(そこが全部間違ってても他があっていれば良いんですけど)、冷静に考えて受かっているか落ちているかわからないなと思ったので。自己採点も合格を知ってからやったくらいです。あと、やっぱり点数がボーダーライン上だったときに、合格点が合格発表前日までわからない以上、そわそわしながら1ヶ月半待つのは嫌だったので。なので速報や解説を見る勇気もなく、その日の夜は録りだめしていた録画をようやく観つつ、疲れから(またも)早めに寝た記憶があります。

私の1日はそんなでした。

明日受験の方々がベストを尽くせるよう、インターネットの片隅から祈っております。