おちこぼれOLの独学宅建合格記

2020年10月試験にて独学で宅建士合格しました。前年度不合格からいかにして合格までたどり着いたか、その道筋を振り返ります。

解く順番と時間配分について

10月試験まであと約1ヶ月となりましたね。すこし間が開いてしまいましたが、誰かの宅建勉強の合間の気分転換になると信じて今日も書いていきます。

本当は模試のどう使っていたかを具体的に書くつもりだったんですけど、よくよく考えたら大して深堀りできる話しはできないかも🤔というのと、前回前々回で言いたいことはそれなりに書いたなと思うので割愛します。待っていた方がもしいたらごめんなさい。でも本当に大したことはしていなくて、もう何度も書いているように模試は『出来ないところを見つけてそれを出来るようにする』のが目的なので、間違えたところに印を付けておいて、日をあけてもう一度解き直していたくらいです。それを繰り返せば、出来ないところはどんどん潰れていくし、わからないところは浮き彫りになっていくはずです。シンプルに、そして愚直に、こなして確認して覚える。それだけ。

今日は問題50問を解く順番と時間配分について。色々試した結果、私はコレがベストだと思ったので、下記順番と時間配分で解くと決めていました。これは2019年に受験したときから変わりません。もちろん解く順番や時間配分は人それぞれだと思うので、これが正解というわけではありません。分野の得手不得手もあるでしょうから、自分に合うやり方を見つけるのが一番だと思います。

 

マイルール

まず前提として、問題を解くときのマイルールがあります。それは

ある程度考えてもわからない問題は印(問題番号に丸印)をつけ、問題ページの上端を△に折っておく

ということ。皆さんやってらっしゃるやり方かとは思いますが、一応。

 

 

5問免除(問46→50)…10分

5問免除を先に解くのは、以前ちらっと書いた5問免除を忘れないうちに解くためw。直前に焦って覚えた5問免除を早々にアウトプットしておいて、そのあとは他の問題に集中するという作戦です。時間についてはゆとりを持って10分取っていますが、できれば8分くらいで解ききりたい。5問免除は「考える」というよりは「覚えてきたことをアウトプットする」に近いかな?と思っているので、ここはサクサクいって波に乗りたいところです。

ちなみに、2020年度受験したときは、問50の建物がわからなくて、1回目は飛ばしました。それは問題冊子の端を△に折って、あとで(最後の20分で)戻ってきました。

宅建業法(問26→45)…30分

次に宅建業法です。5問免除の勢いそのままに業法で一気に「点を取りに行くぞ!!!」という気持ちです。且つ、万が一権利関係が時間なくて解ききれなかったとしても、点が取れ、なおかつ問題数の多い業法を先に解ききっておくことで、序盤に点数の積み上げをしておこう!という作戦です。総崩れを防ぐためにも、ね。かといってあまりここで固くなってしまって本来の力を発揮できなかったら困るので、「落ち着け~」と言い聞かせながら。

問題数は20問と多い分野ではありますが、ここは30分を目標に。1問1.5分くらいで解く計算なので、ちょっとハイスピードかもしれませんが、どうしても権利関係に時間が掛かるので時間を残しておきたいというのが念頭にあり、業法は30分、譲れないところです。

ここで、上述の5問免除を10分切って解いておくと、ちょっとだけ時間と気持ちに余裕が出ます。だから5問免除で1分巻いただけでも、結構違うなと思っていました。それだけ時間にはシビアに、「13時40分までには業法終わらせる」ことをかなり意識してやっていました。全ては後半に時間を残すため。

 

法令・税(問15→25)…20分

法令・税は20分取っています。20分で11問なので、業法よりは時間に余裕を持たせています。というのは、やっぱり都市計画法やら建基法やら、ちょっと骨の折れる分野だから。ここもどちらかと言えば覚えてきたものをそのままアウトプットする分野ではありますか、細かいところまできちんと読んで(以上とか以下とか、数字とか)答えを導き出すことを求められるので、あまり焦りたくないというのもあり。

あとここを20分にすることによって、時計の針はちょうど14時になります。それもわかり易くて良いですw業法は結構時間ギリギリなので、巻いて法令税をスタートすることはあまりなかったかな。

権利関係(問1→14)…40分

ラスト!!気持ち的に一番キツイところですが、頑張って権利を解ききります。この解き方の順番だと、一番しんどい権利を最後に解くことになるので、権利を解く頃には集中力が切れやすいというのが難点。だからそれが出来ないのならこのやり方はオススメしないですwでも、外部模試や試験本番は集中力切れたとか言ってる余裕全然なくて、とにかく2時間ビッタビタに集中するので大丈夫じゃないかな、たぶんw私はそうでした。普段の勉強では全然集中力持たなかったけど。

前半ハイペースで解いているので、ここはかなり時間に余裕があり、1問につき2分以上使えます。権利は図を描いたり思考することが求められる分野なので、私は結構時間掛かるので40分は欲しいところ。早く終われば終わったでそれに越したことはないし、このあと見直しの時間を設けているので、最悪40分ビタリで終わらなくても大丈夫。ここまで解いてきた感覚で、あんまり戻って解き直す問題数が少ないようであれば、45分くらいまで使ってしまってもOK。

それでもなるべく14:40には終わらせて、権利でわからない問題はあんまり引きずらず、また最後に(見直しの最後に)戻ってきても良いということにしていました。

見直し…20分

見直し、と書いていますが、まずはわからなかった問題を解きに戻ります。分からなかった問題のページの上端を三角に折っておいているので、わかりやすいはず。頻度としてはそんなにありませんが、あまりに「戻る問題」が多いときは2択まで絞れてるけど…みたいなのを優先させます。逆に、「絞ることさえできない、本当にわからない」問題は時間次第では捨ててしまいます。鉛筆転がすしかなそうなのに時間かけるより、考えきれば解けそうなのに時間かけたほうが、当然ながら正解率上がると思うので。

ひととおり問題を解き終わったら、最後に(できれば)10分程度は余らせておいて、マークシートの塗りミスがないか確認します。実は2020年度試験のときに、1問塗りミス(間違った数字にマークしてた)があって、めちゃくちゃ焦って塗り直しました…。あと怖いのが、わからなくて飛ばしてた問題とかがあった場合、1段ずつズレてマークしちゃってたってやつ!!これめちゃくちゃ怖いので、マークするときはすごく気をつけていました。万が一、この一段ズレマークがあった場合、時間がないと取り返しがつかなくなってしまうので、だから10分くらいは余裕を持ってマークチェックをしたいところです。そしてその後、本当に解らない問題を再度確認するくらいのほうが、大惨事にならなくて済みます。

 

…と長々書きましたが、本当にここは人それぞれだと思うので、あくまで私の経験談でした。