おちこぼれOLの独学宅建合格記

2020年10月試験にて独学で宅建士合格しました。前年度不合格からいかにして合格までたどり着いたか、その道筋を振り返ります。

【苦手克服】重要事項説明書・37条書面(序章)

最近は雑談のようなことばかり書いていたので、今日からしばらくは苦手をどう克服していったか、についてちゃんと振り返っていきたいと思います。

前にも権利関係の苦手項目について少しだけ書いてはきましたが(苦手分野のカテゴリー参照)、権利関係については苦手な割にどうやってもあまり工夫の仕様がなく、きちんと定義と例外etcを覚えて問題を反復するしか方法はなくて。あとは図を描くとか。だからあまり具体的な対策方法とかを書けないので、ここはさっさと次に進もうと思います。また何か思い出したら権利関係に戻ることもあるかもしれませんが。

 

ということで、今日からは宅建業法の中でも苦手だった項目について書いていこうかと思います。繰り返しになりますが、業法は満点、もしくは落としたとしても19点を狙いにいく科目です。ですので必然的に漏れなく全範囲を網羅しないといけません。当然、苦手があればそれは絶対に放置してはいけない。

全科目苦手!と言ってもいいくらい、苦手科目ばかりだった2019年。もちろん業法も例外ではありません。特に苦手だったのが…35条及び37条書面。いわゆる重要事項説明書と37条契約書の項目(以下、重説)です。私が最初、業法は満点を狙うべし!と聞いたとき、「え、業法満点取れる人いるの?というか重説って点取れるわけ!?」と思っていました。それくらい重説が苦手で…というか全然覚えられなくて。賃借と売買、土地と建物で説明するべき項目が違っているわけですけども、そもそも不動産業界に勤めているわけではない私からしたら、どれも重要な項目に思えてしまって。たとえば台所・浴室・便所などの設備については賃借のときのみ説明が必要なわけですけども、売買だって説明必要じゃないかと感じる。勉強を終えた今はそこで躓くことはないのですが、もう最初は全然覚えられなくて、相当苦労した項目でした。

正直、苦手なのをずーっと放置していた2019年。この項目の苦手克服に乗り出したのは、もう苦手克服とか本来言っていられる時期ではない、2019年の10月上旬のこと。みんなどうやって覚えているんだろう…と思い、色々ネットで調べてはみたものの、即参考になるようなことはどこにも載っていなくて*1。テキストに戻っても文字が羅列されているだけ。でもテキストこのままでは絶対に覚えられない。途方に暮れました。

2020年に受験したときは、YouTube等で講師陣が色々な動画を提供してくださっているのを知っていたので、今だったらそれらに頼ると思うのですが(特にみやざき塾の解説はわかりやすかったので、もし今から勉強するのであればみやざき塾提供の内容を参考にすると思います)、当時は(たった1年の違いですけど)そこまで独学者が使えるコンテンツというのはあまり無かったんじゃないかな、と思います(私が知らなかっただけの可能性もありますけど)。

そこで、完全に独自のやり方…言ってしまえばガラパゴス化したような重説の覚え方にたどり着いてしまったのです。たどり着いてしまった、という言い方をしたのは、決して効率の良い覚え方ではなかったから。でも結局、2019年にこの独自の覚え方をしてしまったがために、他のやり方に転換することができず、そのまま2020年もその独自のやり方を突き進むしかなかった私の重説との闘い。次回から詳しく書いていきます!

*1:そんな試験直前の短い期間で即得点源になるようなやり方、あるわけないんですけど。