おちこぼれOLの独学宅建合格記

2020年10月試験にて独学で宅建士合格しました。前年度不合格からいかにして合格までたどり着いたか、その道筋を振り返ります。

結局、捨て科目なんてない説

不合格になった2019年の話を(またかと思われるかもしれませんが)続けます。ちなみに不合格の反省は下記です↓

 

ochikoboretakken.hatenablog.com

 

2019年度の宅建試験が終わった2019年10月20日(日)15時ちょうど。「これは…だめかもしれない…」と感じたと同時に「この試験また1年間勉強したところで無理じゃないか…?」というのも実感としてありました(そのときのことについてはこちら)。

初めてみる問題に太刀打ちできないんじゃないか?というのもありましたが、それに加えて30点という惨敗でしたので、この後再受験をするにしてもどうやって点を稼いでいけばいいのだろうかと、半ば宅建試験に対して諦めのような気持ちと、「何が正しかったんだろうか」という混乱に近いような気持ちでいました(だから再受験を決意するのが遅くなったんですけど)。権利を頑張るべきだったのか?業法だったのか??それとも法令???…私は結局何に力を入れて勉強すれば良かったのだろか、と。

通常、点の稼ぎ方としていわれているのは、

権利:8点

業法:満点or19点

法令・税:9点

5問免除:4点

の計40~41点くらいかと思われます(もちろん人によって考え方は違うと思いますが)。基本的には権利は難しいから多少できなくとも、業法で満点近く、法令税や5問免除で8割近く獲得し、合格まで持っていこうという魂胆だと思います。私もそれには大いに賛成でしたが、2019年当時権利関係は大の苦手で、当然点は稼げないので全く期待せず、むしろ捨て科目とさえ思っていました。「権利関係?こんなに難しいのに点なんて取れるわけないじゃん🤷」みたいなスタンスwさらに、例え権利が0点だったとしても、他の科目が満点ならそれだけで36点だ、みたいなのを何かで聞いて鵜呑みにしちゃったんですよね。そんな実力なんてないのに。

結局、業法や法令税で点数を稼ぐことも出来ず、権利はまぁ…ですよね…みたいな結果でした。そして気づくのです、結局捨て科目なんて無いじゃん!ということに。何かを捨てると、それ以外が何かの拍子でダメだったときに、それに足を引っ張られて芋づる式に落ちて行ってしまうのだなと。ま、早い話が権利関係を捨ててはいけない、ということですね。あと意外と税を捨てる人もいるらしいんですけど、私はこれを捨てるのは勿体ないと思います。ちゃんと勉強すれば取れるから。かといってそれらばかりやっていてはいけない。やはり設定した目標点(40点)を突破するためには、全科目満遍なくやることが大事なのなのだと。

どれかに頼ることもしない。かといって捨て科目も作らない。もちろん、各科目のなかでも業法は満点取るぞ!とか、上記点数に沿った凸凹は出てきますけども。私はそれに気づくのが遅かったのだと思います。むしろ落ちなければ気づかなかったかも…。

とはいえ!権利関係のなかでも、本気でダメなやつは概要だけ押さえて捨てたところはあります。それは下記記事の権利関係の項目が詳しいです。

 

ochikoboretakken.hatenablog.com

 

結局2020年度試験でも目標にしていた業法満点は取ることができず、かわりに権利関係が何故か私にしては高得点だったので、科目間で持ちつ持たれつ、みたいな関係になったのでした。