おちこぼれOLの独学宅建合格記

2020年10月試験にて独学で宅建士合格しました。前年度不合格からいかにして合格までたどり着いたか、その道筋を振り返ります。

テキスト選びは慎重に

勉強計画を立てたところで次にしたことは、勉強道具を揃えることでした。

前年受験時のテキストや過去問題集はもちろんそのまま持っていたのですが、2020年受験は民法大改正がありそのまま前年のテキストを使い続けることはかなり危険だったため、テキストは買い替えることを決めていました。同じ(宅建受験の)テキストをまた買うのか…とも思いましたが、改正点を自分で情報更新する時間ロス(と抜け漏れの危険性)を考えると、ここでテキスト代をケチってはダメだと。実際、テキスト買い替えに際し色んな講師の方の意見を見聞きしましたが、大抵の方が買い替えをオススメしていたこともあり、ここは前年度のテキストをそのまま使うという選択肢は、私にはありませんでした。

そうなると今度は、前年と同じものの新年度版を買うか、別なものを買うのかという問題が出てきます。正直、前年に使っていたテキストは誤字脱字などがあったり、分野によっては情報が少なかったりして、無駄に確認をしないといけなくなったりしてしまうことが多々ありイマイチな内容だったので、新しく別なテキストを選ぶことにしました。

では、どのテキストを選ぶのか。これがまた合否に大きく影響するところです。前年は調べもせず、本屋に行って直感で適当に選びましたが、それではダメだということは百も承知。今年はしっかりとしたテキスト選びをしたいという気持ちがありました。

しかし!独学の皆さんはどのようにしてテキストを選んでいるのか、正直調べてもイマイチよくわからず。そこでまずはアマゾンで宅建士のテキストを調べ、口コミや☆をチェックしました。まぁ、ごく一般的なやり方ですね。そしてそれを参考にいくつか目星をつけて本屋に行き、実際にパラパラとめくってみました。

 

うーん…いまいちピンとこない…

 

アマゾンで「ベストセラー」とタグがついているような人気のあるもの、☆の評価が高いものを中心に見てみたのですが、私にはテキストのフォントが好みでなかったり、イラストが多すぎ・幼稚だったり、逆に文字ばっかりだったりと、10ヶ月間勉強を共にするにはちょっと厳しいな…というものばかりでした(あくまで!私自身の感想です)。結局、本屋には行ったものの何も買わずに帰ってきたのでした。

テキスト選びは振り出しに戻る。さてどうするか。

悩みながら宅建講師陣のブログを読んでいたときに、前年度受験時ワンコイン模試などでお世話になっていた吉野塾の吉野先生が2月頃にテキストを刊行するということを知りました。

 

※2024年度版です。

 

吉野先生のブログや模試の解説動画などを拝見していると、とても簡潔でわかりやすい内容を提供してくださっている印象があり、また刊行されるテキストも「出るとこ」に絞った内容とのことだったので、「これはいいかもしれない!」と思いました。

さっきまで「しっかりとテキストを選びたい」と言っていたのに直感的に選んでない?と感じるかもしれませんが、悩んだ末、人のレビューや本屋で中身をチラ見した程度で選ぶよりは、自分でその講師(つまりは吉野先生)のアウトプットをある程度見聞きした上で選んだほうが、結局は自分に合ったものを選択できるんじゃないか?という結論に達したのでした。ま、結局は自分の感覚を信じることにした、という感じですね。

たかがテキストでここまで考えて買うか???と内心思いながらのテキスト選びでしたが、前年テキスト選びに失敗している以上、そしてテキストは合否に直結すると実感した以上、妥協したくなかったので、考え悩み選んだ1冊となりました。

結果、このテキストが10月の試験日まで私の最大の相棒wとなるわけです。