おちこぼれOLの独学宅建合格記

2020年10月試験にて独学で宅建士合格しました。前年度不合格からいかにして合格までたどり着いたか、その道筋を振り返ります。

【勉強開始】権利関係の初速をつける

基本的な勉強方法についてはひととおり書いたので、今日からは科目ごともう少し掘り下げていきたいと思います。とはいえ私は宅建講師ではありませんので、あくまでも私のやり方をご紹介するしか出来ないのですが。

勉強開始時、一番最初に勉強したのは権利関係でした*1おそらく宅建業法スタートの受験生が多いと思いますが(違うのかな?)。理由はいくつかあるのですが、やはり民法改正が一番の理由。元々得意ではない分野であるのに加え、民法改正で前年の知識を更新し直さないといけないということもあり、早めに取り掛かって時間を掛けて勉強したいと思ったからです。それに併せて、複数の宅建講師陣(吉野塾やみやざき塾)が2020年度受験対策として初期段階で、動画をアップしてくださった内容が民法改正の概要だったりしたのもあり、その流れに乗っかり権利関係からスタートしたような形でした。

私のメインテキスト(出るとこ集中プログラム)の発売が2月下旬だったこともあり、それまではかなりスローペースな勉強でしたが、その間もやったのは民法改正がメイン。以前書いた民法改正に特化した書籍と、サブテキストを並行して読むことで、まずは改正ポイントを押さえていこうという作戦です。ちなみにサブテキスト(宅建士速習レッスン)には改正点に【改】と記載があったため、ここは併用がぴったりでした。

それに加えて、先ほど書いた先生方がアップしてくださっている動画を観て重要ポイントを頭に入れていきます。それぞれ無料でレジュメを用意してくださっていたので、このときはレジュメをサブテキストとしつつ、テキストにマーカーを引いたり書き込みををしながら視聴。これを一番最初にやったことで、(覚えられたかどうかは別として)大枠は理解は出来たかなぁと思います。加えて「錯誤取り消し」など超重要改正点で絶対に押さえないといけないところを、この最初のタイミングで記憶を書き換えることが出来たのは大きいです。初速をつけることができました。

点を取りやすい業法ではなく取りにくい権利関係から勉強をスタートさせることには不安がなかったといえばそんなことはありません。初学ではなかったので、業法の重要性も理解していたつもりです。でも…それよりも何よりも、前年度も勉強しているからこそ民法改正が壁になるのではないかと危惧しました。先生方も重要だから最初に動画アップしたんだろうし…と思い、結局はその流れに乗りました。

とはいえ業法が最後の最後に足を引っ張る形になるんですけど…ね。

*1:計画段階では業法→権利関係の順番で勉強する予定でしたが、結局勉強スタート時に順番変更しました。