おちこぼれOLの独学宅建合格記

2020年10月試験にて独学で宅建士合格しました。前年度不合格からいかにして合格までたどり着いたか、その道筋を振り返ります。

テキスト複数持ちの勉強法

私は2020年の1月から勉強の再スタートを切りました。ちょうど1年前です。

以前も書いたように、権利関係から勉強をスタートさせたわけですが、権利関係は民法改正もあり、点数も取りにくい分野でもありということで、人一倍苦労したところです。そこで私は手持ちのテキストと参考書を大いに駆使していたわけですが、今日はそのやり方をちょっと思い出しながら深掘りしていこうと思います。本当はもっと最初の頃に書けばよかったんですけどもw

基本はもちろん、テキスト読み+YouTube動画視聴なのは変わらずなのですが、権利関係に関しては他の分野と比べても手持ちのテキスト2冊+参考書を大いに使用しました。

 テキストは下記2冊。

ochikoboretakken.hatenablog.com

 

ochikoboretakken.hatenablog.com

 参考書は下記1冊。

 

ochikoboretakken.hatenablog.com

 

テキストが2冊に参考書1冊がをそれぞれ読み比べると、同じ項目でも書かれている視点や深さは様々です。

たとえば契約不適合責任を例にとってみてみると(ちなみに民法改正点のなかでも重要なところのひとつです)、

宅建士出るとこ集中プログラムの場合

買主側からでできることを解説し、その後買主の手段4つをさらに解説という流れ。

宅建士速習レッスンの場合

全部、一部が他人物の場合、目的物の条件が契約不適合の場合、…と不適合の種類ごとに解説していく流れ。

民法大改正」スピード攻略の場合

買主の手段4つを重点的に解説

 

私が使っていたメインテキスト2冊と参考書でも書かれ方が全然違うので、このなかで一番自分に合う解説を取捨選択します。これが複数テキスト持ちの強みなんですよね。そして独学の強みでもあると思います。やはり誰かに教わっている立場だったらテキスト複数購入って私ならやらないですもん。

ちなみに契約不適合責任の場合は、私は「出るとこ~」が一番わかりやすくそれに近い順番で参考書も解説されていたので、正直この項目に関しては「速習レッスン」の解説はほぼ読まなかったような気がします(サブテキスト扱いなのでいいんですけど。でもたまにサブテキストのほうがわかりやすいことがあって、立場逆転!なんてときもありました)。

また当たり前のことではありますが、メインテキストの「出るとこ~」に、「速習レッスン」と参考書の該当ページをメモしておいたり、別のテキストのほうがわかりやすい解説をしているときなんかはその旨を書いておいたりするなど、困ったときには他のテキストにすぐに行けるような書き込みを積極的にしていきました。

小さいことだし少し面倒ですがこれが夏以降に効いてきて、年度別過去問や模試をやり始めたときにテキストに戻ってくることがあると、他のテキストにもすぐアクセスできて便利でした。1冊のテキストでわからないときに他のテキストや参考書で解決しやすい状況を知らず知らずのうちに作れたことは、直前期になり時間に限りが出てくる中、効率的に勉強したいのでとても役立ちました。

書き込みをガンガンしながらより自分に使いやすいテキストに仕上げていくことで、より効率よく勉強できるようになる、という好循環。独学でどうしても非効率になってしまうなか、後半に勉強に勢いをつけて10月の試験にピークを持っていくぞ!というマインドを維持するためにも結構大事なことだったように思えます。本当に小さいことだし地味なことですけど、案外このコツコツがよかったのかもしれません。