おちこぼれOLの独学宅建合格記

2020年10月試験にて独学で宅建士合格しました。前年度不合格からいかにして合格までたどり着いたか、その道筋を振り返ります。

勉強の基本はテキスト…とプラスで

テキストは揃った。ということで、いよいよ勉強開始。

最初は、このときに書いたように基本的にはテキストの読み込み+分野別問題の繰り返し。これが8月までは私の勉強の基本です。ただし、ダラダラと基本書を読んでもまた前年度の繰り返しになってしまう。そこで活用したのがYou Tubeでした。

 

動画を使って講義聴講環境を自らつくる

 私の不合格時の反省点として、ダラダラと基本書をただ読むだけではあまり身にならなかったということがありました。

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そこで取り入れたがのが動画の視聴です。いまの時代、たくさんの方々がYouTubeで動画をUPされています。それを活用したのです。たとえば、借地借家法をやるぞ、というときには、You Tubeで「宅建士 借地借家法」と検索。そうするとたくさん動画が出てくると思います。あとはそこから自分に合いそうなものを選べばよいわけです。

やはりただテキストを読むよりも、耳や目から情報が入ってくる方が圧倒的に記憶に残ります。これはすごく効果的で、試験当日も「動画で解説されていたやつだな!」ということがあったりしました。学生時代には出来なかった現代ならではのやり方ですが、逆に今はこうやって無料で解説してくださる方がたくさんいらっしゃるので、色んな方々の解説を聞けるチャンスを使わない手はないな、と思います。もちろん情報が古かったり動画の善し悪しがあったりというのはあると思うので、そこの選択はしっかりやらないと間違ったことを覚えたりする危険性もありますが。私は基本的に、(いつも書いていますが)吉野塾やみやざき塾の動画にお世話になっていました。

また、独学ながらも「講義視聴環境」を整えるたことでもうひとつメリットがありました。それは勉強している感が出るということです。

勉強している感を出す

私は本当に集中力がないので、ダラダラとテキストを読むことが飽きに繋がってくるという、なんとも小学生みたいな問題がありました。そうなると「もう今日は勉強いいや~」ってなっちゃうんですwアホみたいですけど。

テキストを開きながら動画を視聴することによって、まるでオンラインで講義を聴講しているような気持ちになるんですね。むしろそう思い込むようにしていましたwそうなると少なくとも動画1本は観るぞ!となってくる。そうやって取り組むことで格段にテキストも進みましたし、勉強に集中できるようになりました。これは思わぬ効果でした。

とはいえ基本はテキスト

Youtubeを活用するとはいえ、基本はテキスト。動画はあくまで補助教材です。テキストに載っていることはしっかり覚えるように気をつけましたし、その後問題を解くときにも戻ってくるのはテキスト。それは試験日までずっと変わりませんでした。ノートも大いに使いましたが、付箋を貼ったり書き込みをしたりするのはなるべくテキストにするようにして、「試験当日もこのテキスト一冊あればOK!」というところまで最終的にもっていけるようにしました。

これは前年の反省でもあるのですが、試験当日、色んな資料をたくさん持っていって、「どれ見よう!?」となってしまったことで、気持ちがすごく焦ってしまったりして。今年は、最終的にはできるだけ資料は絞りたいという気持ちがあって(最初は色々情報を集めたかったので、サブテキストや参考書など色々使いましたが)、「出るとこ集中プログラム1冊あれば直前の見直しも大丈夫!」というところまで使い込み、試験当日は私のお守りのような存在になりました。

そういう意味では、私のメインテキスト「出るとこ~」は情報が多すぎることなく簡潔にまとまっていたので、最後まで私の強い味方となりました。