おちこぼれOLの独学宅建合格記

2020年10月試験にて独学で宅建士合格しました。前年度不合格からいかにして合格までたどり着いたか、その道筋を振り返ります。

勉強に集中できない…のをなんとか解決した話

前回書いたとおり、コロナ渦での受験勉強となった2020年は、私は完全に自宅学習となりました。そうなると困るのが…勉強に集中できないということ。これは完全に私の場合なのですが、家での勉強のメリットのひとつは手の届く範囲にテキストや資料などが何でも揃っていること。しかし逆を言えば勉強に関係のないものも揃っています。そうすると、ちょっと休憩のつもりでTVをつけてしまったり、Wi-Fiも通じてるからスマホを見てしまったり…ダメですよねぇ。

私の場合、勉強に集中出来なくなってくると(=飽きてくると)他のことを考え始めてしまい、その結果…みたいなことが多くて。ということは、そもそも勉強に集中していないのがダメなんだから、真剣に「どうやって勉強に集中するか」を調べ、色々なやり方を試す中で下記やり方に辿り着きました。

 

休憩しつつ細切れに勉強する

やり方としては

25分勉強

5分休憩

25分勉強

5分休憩

25分勉強

15分休憩

  • 上記を1セットとし、2セット繰り返したら最後の15分休憩は45分休憩とする
  • 休憩中は何をしても良い。
  • ご飯を食べるのはいつでも良い、ただし食べた後は1セット目から再スタート
  • 25分勉強したらいくら途中でも止める、ただし動画の視聴は例外

 

以上を私はマイルールとして毎日勉強していました。何を参考にしたかというと、もう色々調べたので正直出典は記憶にないのですが、どなたかが提唱していた細切れに勉強するというやり方を自分のやりやすいようにアレンジしたような感じです。

そもそも、以前は長く勉強すればするほど良いと思っていました。1、2時間集中して勉強出来ないなんて社会人にもなってどういうことなんだと。でも、仕事ではないし、誰かに見られているわけでもない環境での勉強って、私はダメ人間なのでどうしても堕落してしまうんですよ…。それに色々調べていく中で、人間の集中が続く時間はそんなには長くないのだということも知りました。それならもう、思い切って細切れに勉強するやり方を取り入れてみようと思い始めたのですが、どうやらそれが自分には合っていたようです。

 

細かい時間設定の理由

1回の勉強がなぜ25分かというと、20分だと短いし30分だと長く感じたから。だから25分に設定していたのですが…自分でもよくわかりません。私には25分が合っていた、ただそれだけだったんだと思います。気持ちの問題かもしれませんけども。

休憩中は勉強のタイマー(これは勉強記録アプリでつけていました)とは別に、普通のタイマー(スマホに最初から入っているようなやつ)を付けていました。やはりそこはキチッとしないと、ズルズルといってしまうので。これも、10分だと長すぎるなと思い5分にしました。5分休憩は本当にただ頭を休めるための"休憩"という意識だったので。

また、2セット終わったあとの休憩を45分としたのは昼寝を前提としているから。やっぱり眠くなるんですよね。勉強すると疲れるから。特にお昼食べたあとなんて最悪です。だから正直、このルーティンも臨機応変にしていて、お昼明け眠くなったなと思ったら1セット目の最後でもう45分休憩にしてしまって昼寝してましたw昼寝も1時間だと長くて30分だと少し足りない。だから45分にしたのですが、もちろんタイマーをかけて寝ていました。昼寝をするときのポイントはフローリングの上(のカーペット)で寝ることw間違ってもガチ寝にならないように、多少身体が痛くなってもいいから"あくまでも仮眠"と自分自身に言い聞かせるようにしてました。

もちろん、直前期に模試を解くときなんかはきちっと2時間でやっていましたが、通常の勉強のときは基本的にはこのルーティン。このやり方を自分なりに見つけてからは、1日中勉強していてもあまり苦になりませんでした。前にも書いたように、日によっては全然勉強できないときもありましたが(5分とか)、だんだんと最低でもまずは25分という意識が出てきたような気がします。

これはコロナ渦で家で勉強せざるを得なくなったから編み出した方法。2019年ももちろん家でも勉強していましたが、本当に集中力が続かないのが悩みでしたが、なんとか解決の糸口が見つかったので、そこからはだいぶペースが上がりました。でもこのやり方が形になったのは春先くらいなんですけどね…

コロナ渦ならではの戦い方

外でも勉強していた2019年

先日、1都3県で緊急事態宣言が発出されました。

2019年に宅建受験をした際には、もちろんコロナのコの字も出ていなかった時でしたので、外でも勉強をしていました。家から車で20分くらいの場所に大きな図書館があって、学習エリアとして整備されている空間があったためよく利用していました。ただし休みの日は学生さんが押し寄せるので早く行かないと席が取れなくて、万が一席が取れないと引き返さないといけなかったり、家から20分、つまり往復40分が勿体なくて直前期はあまり使っていませんでしたが。とはいえ静かだし周りも勉強をしている環境なのでとても集中でき、家ではなかなか進まない過去問も、図書館でやれば一気に進むなんてこともザラだったので、勉強環境としてはとても重宝しました。

一方で、図書館での勉強にはデメリットがありました。図書館の学習エリアというのはとても人気です(場所によるとは思いますが)。私が使っていた図書館は学校が近くにあることもあり、朝に先着順で席が埋まり、休みの日ともなると午前10時前には使えない人も出てくるほどの人気っぷり。なので「20分以上席を外している場合は図書館側で荷物等を預かります」とのルールがあり、長時間席を外す際には他の人に席を譲る必要がありました。そうなるとお昼を取ることもできないため、途中で切り上げるか、昼食を取らずに勉強し続けるしかありませんでした。

あとは街中に行く用事があるときは(私は田舎住まいなので…)カフェでも勉強していました。とはいえどこのカフェでも勉強できるわけではありませんし、カフェで勉強するにしてもそこまで長居はできないので、勉強を目的にカフェにいくというよりは、先ほど書いたように"ついで"で勉強するという感じでしたけども。

 

図書館やカフェ。いずれも誘惑がなく勉強するしかない環境を簡単に手に入れられるので2019年はよく使っていましたが、2020年のコロナ渦では一切使用しませんでした。春先の緊急事態宣言が解除されてからは図書館も(限定的にではありますが)開放されていましたが、やはり勉強をするとなると同じ場所に留まることになるためリスクが伴います。そこまでして外で勉強する必要はないとの考えから、2020年は専ら家での勉強となりました。

 

家での勉強

学生時代、私は家では勉強ができない人間で。集中が途切れると誘惑に負けてしまうからです。家というのは言わずもがな、勉強以外のことをしようと思えばできてしまう環境なので。学生のときあるある(?)のひとつ、試験前に漫画を読んでしまうとかそういうのをやってしまうダメ学生でした…。だから2020年、家で勉強をやらざるを得なくなったとき、家で勉強って…どうしようかなぁ、というのが正直なところでした。

でも逆を言えば、家であれば「好きに勉強ができる!」それを逆手に取ろうと。家ならなにもかも自由。好きなときに昼食をとることができるし、休みたければ昼寝もできる。たしかに2時間も3時間も昼寝していたらダメですけどw、仮眠くらいならOKでしょう。wi-fiだって飛んでいるわけだから動画を観て勉強だってできるし、資料だって家に全部揃っているわけだからすぐ調べられる。もうこれは家の環境を最大限活用しよう!と思いました。それが結局は動画を活用するという勉強法に繋がっていったように思えますし、勉強時間の考え方を改めるきっかけにもなっていくんですけども(それが集中できない→誘惑に負けるという悪循環を解消する方法となりました、そのうち書きます)。

 

あとはコロナ渦で人と会う機会が激減しました。皆がそうだと思いますが、友人たちとのご飯や飲み会、遊びは大幅に減り、職場の飲み会も一切なくなりました。休みの日もなかなか出かけられない。「家でやることがない」という声があちこちから(私の周りだけ?w)飛んでくる中、私たちにはやることがあるんですよ!宅建試験の勉強が!!

私は夏が過ぎた頃から勉強の進捗具合に焦りだして「あまり遊んでいられない」となったんですけども(それは2019年、2020年どちらもそうでした)、2019年はそんな中でも会社の飲み会はあるし(皆参加するから断れないようなやつ)、友人からの誘いはあるし(周りは宅建受験を知らないので普通に誘ってくる)、その他普通にいつもの夏~秋なので色々楽しいこと・やりたいことも盛りだくさんにあるしで、勉強しないといけないとはいえまぁまぁ遊んでいました。それが2020年はほぼ予定なし絶好の勉強環境!もうこれは逆手にとってガツガツ勉強してやるーーー!!と、特に直前期はひたすら家に籠もって勉強していました。Stay Safe,Stay homeが合言葉な昨今、我ながら逆転の発想ができて良かったなと今振り返っても思いますwあと誘惑がなかった分、勉強の計画がすこぶる捗りました。計画を立てるまででなくとも、「今週はここまでやろう」というのがほぼ達成できた記憶があります。

 

2020年度の試験は、おそらく多くの宅建受験生がこのコロナ渦を逆手に取りがっつり勉強してきたのではないかと思います。結果、38点というハードルとなってしまったとも思うので、やはりこのコロナ渦、ことに宅建試験受験生は勉強したもん勝ちです。私自身、転んでもタダじゃ起きない精神なのか貧乏性の延長なのか…今この環境を無駄にしないぞという気持ちを勉強にぶつけていた気がするので、去年思い切り勉強できたのはコロナ渦のストレスを解放するためにも良かったのかもしれません。

抵当権は根気よく

今日は久しぶりに苦手克服について。 以前書いたとおり、受験生活2年目にして一番最初に取り掛かったのは権利関係でした。特に苦手としている項目が多かったので繰り返し勉強した分野ですが、そのなかでも苦手のひとつだったのが抵当権(何故か2020年度試験では出題されませんでしたけど。たくさん勉強したのに…!)。

抵当権とひとくちで言ってもとても幅広くて、勉強をすすめていくと法定地上権とか根抵当権とか、どんどん広く深くなっていきます。これが厄介で。成立要件や定義などが細かくて、なかなか覚えられずにとても苦労しました。

 

まずは基礎固め

あくまでも基本に忠実に。まずは基礎固めをします。意外と(?)そこが大事で、ここを中途半端にした2019年は抵当権はほぼ捨てたも同然で、全く得点源とはなりませんでした。たとえば付従性と随伴性。この用語の意味をしっかりと理解しないと先には進めない抵当権のことを基礎となる考え方ですが、それが案外問題に出されると覚えていなくて。なんとなく「言われればわかる」けど、いざ少し捻られて問われたりするとわからないというのが、しばらく続きました。吉野塾の吉野先生は債権と抵当権のことを主人と付き人と称して解説して下さっていたのですが、この考え方が私には一番理解しやすかったです。

そういう意味では結構教わった講師によって得点源になるか否かが変わってくるような気がします。かなり噛み砕いて教えてもらわないと、正直ただ用語や解説をなぞっていくだけでは私は厳しかったです。さらに独学ですからね……なのでもうYou Tubeで抵当権の解説は何度も観ました。私にはそれとテキストしか頼れるものはないので。裏ワザとかは無いので、もう正当法で攻めるしかありません。

 

問題をひたすらこなす

理解ができたら問題を解いていきます。精神論みたくなってしまいますが、ひたすら問題を解いて、抵当権のルールを叩き込んでいくしか道はありません。幸いにも(?)抵当権は過去沢山出題されているので、過去問はたくさんあります。問題を解くときには面倒でも必ず図を描くこと。簡単にでも土地と家を描いて、例えば法定地上権の問題ならそこに①とか②とか抵当権が設定された順番を描いていって、手を動かしながら考えていきました。繰り返しになりますが抵当権はただ文章を追うだけでは難しかったので、自分でわかるように絵を描きながら考えるのがミソ。

それでも、(私の場合はですけど)春までに理解度100%までもっていくことはできませんでした。実際、根抵当権は繰り返し学習はしましたがなかなか身につかず(勉強したその時は理解するけど、時間が経つと考え方を忘れてしまう)、結局試験当日に付け焼き刃的に確認するという体たらくでしたし。それでも抵当権を春までに「理解しておく」ことが出来ただけでも良かったのかなぁと思います。一度理解だけでもしておけば、夏以降に年度別過去問を回していくにつれてようやく点が取れるようになってきたので。

抵当権はとにかく根気よくですね。1度で100%まで持っていくのを諦めたのがよかったのかもwあとは自分にあった解説をしている講師を見つけることが大事かもしれません。

受験のこと、周りに宣言する?しない?

メンタル的な話が続きますが、ふと思い出したことがあったので今日はこれ。

宅建試験受験を周りの人に宣言したか?について。

何か目標を立てるときや、やり遂げたいことがあるとき、周囲に宣言しましょうというはよく聞くことかと思います。宣言してしまったほうが、逃げられないから。やらざるを得なくなりますもんね。

私はどちらかというと、周りに宣言するのには消極的。できればこっそり勉強して受験したいタイプ。理由はいくつかあるのですが、一番は「勉強している私」に気を遣われるのが嫌だったから。あとは、受験することに対して周りにとやかく言われたくないとか、宣言することによって変な噂を立てられたくないとか(特に職場では資格取得=転職するんじゃないかとかそういう噂が立つ可能性があった)。基本的には、私が自分で決めて勝手にやっていることなので、「ただのモチベーションのために」周りの人に宣言する必要は無いのではないか、というのが私の結論で、周りの人に受験することを言うのは控えていました。モチベーションアップの仕方については他にやり方がありますし。

 

例外はもちろんあります。まずは家族。家にいるかなりの時間を勉強に費やしていたので、家族の協力は必要不可欠。まぁ宣言したというより、「宅建受験するわ~」くらいのノリだったので、ここは問題なし。

あとはよく遊んでいる友人。本当は友人にも言いたくなかったのですが、2020年受験時はよく遊んでいる人たちにだけは言いました。毎年のように(コロナが無ければ)友人たちと旅行したりBBQしたりが恒例行事となっており、それらが大抵夏~秋にかけて催されるのですが、さすがにその頃遊んではいられないので…。2019年受験時には友人たちにも受験することを伝えていなかったので、半分くらいは遊びに参加し、半分くらいは「用事がある」と言い訳をしていました。それで結果落ちたんですけど…。

2020年受験時は「実は宅建受けることにした」と伝え、まぁ結果私の友人たちはとやかく言う人たちではないので、温かい声を掛けてくれました。コロナ渦だったので恒例行事は中止になり、替わりにリモート等に切り替わっていきましたが、それでもお断りするときは「ごめん勉強が…」と素直に言うことが出来たのでとても気が楽でした。

 

逆に、職場の人たちには一切伝えませんでした。前述したとおり変な噂が立つのが嫌だったというのと、私の会社は未だに残業してナンボみたいな考えの人もいるため、受験日が近くなって毎日定時で上がっていると「あいつ勉強するために早く帰ったな」とか思われるのも嫌だったので。ま、周囲に伝えていないとはいえ、10月に入ってからはなるべく定時で上がるようにしていましたし、なんなら何日か有給取って勉強してましたけどねw!でもあくまでも何も伝えずにやっていました。まぁこれって職場環境によりますよね。逆に会社で「受けなさい」と言われているのであれば、堂々と宣言したかもしれません。「受けろって言われてるんで勉強するんで帰りまーす」って言えますもんねw

 

人それぞれ、考え方はさまざま。私の周りは「社会人になってまで勉強したくない、するだけ無駄」という考えの人が多く、社会人と勉強の両立に協力的な環境とは言えません。それこそ”はてな”とか見ていると、SEの方々とかずっと知識をアップデートし続けているのをブログに綴られたりしているのを拝見するので、勉強し続ける大変さや面白さを垣間見ると刺激を受けます。私の仕事はどちらかというとルーティンワークで、あまり新しい学びがありません。私は落ちこぼれだけど、落ちこぼれなりにアップデートし続けて上昇気流にのっていきたいなと思っているので…。だから何か新しいことを学びたいと思うようになったのかもしれません。

最後全然関係ない話になりましたがw、今日はそんな話でした。

【寝たい】やる気がない時どうするか【疲れた】

「眠い」

「だるい」

「疲れた」

 

私の言い訳三原則ですw。誰もが思いますよね!?思わない人がいたらめちゃくちゃ尊敬します。「今日はだるいわ、寝たい。」なんて日常茶飯事。そうなるともう、勉強なんかしていられません。早くお風呂に入って、眠りたい。

大抵こういうときって、(私の場合ですけど)ただやる気がないだけなんですよね。もちろん仕事終わって疲れて帰ってきてるのはあります。ありますけど、疲れた眠い~とか言いつつ布団に入りながらスマホをいじり始めたりする。本当に単純に「勉強したくない」だけ。

2019年までは、そういうときは潔く(?)寝ていました。むしろ~2019年6月くらいまではそんな感じの日が大半でした。そうするとどんどん予定が遅れて、遅れた分を取り戻すことに対してさらにやる気をなくして、悪循環に陥ります。

それじゃダメだと、2020年も同じことを繰り返したらまた同じ結果(不合格)だと。とにかく行動を変えないといけない、と思い。

いくら眠くても、だるくても、疲れていても、無理矢理にでも机に座って(←これ大事。布団に入って過去問アプリ起動は勉強に入れないというマイルールにしてました)5分だけでも、選択肢ひとつ○×つけるだけでも、教科書半ページ読むだけでもいいから、いくらやる気なくてもタイマーつけて勉強するようにしていました。やる気無いなら無いなりに、5分でいいからって。本当は寝てしまいたいところを5分勉強しただけ偉いじゃないですか。そうやって自分で自分を褒めていましたw。

それで本当に5分で終わっちゃう日もあります。ですけども、たまに勿体ないからもうちょっとやろう、という日も出てくるんですよね。そうすると5分が15分に伸びていく。15分が30分に伸びていく。特に得意分野とかになると、調子に乗ってどんどん解けたりするから、案外あっという間に時間が経って、1項目全部解き終わった~なんてことも。

そうやって無理矢理にでも机に座っているうちに、自然と毎日勉強するという習慣がついていきました。もちろん予定があったり、体調不良だったり、本気で眠すぎて布団入ったら3秒で寝れるレベルだったり、そういう日もあるので勉強出来ない日もあります。それはそれとして(完璧は求めずに)、勉強できる日は勉強する。そうしているうちに、(むかーーしドラゴン桜という受験がテーマの漫画で読んだ表現なんですけど)歯を磨くように勉強するようになるんですよね。勉強しないと気持ち悪くて寝られない。その漫画を読んでいた高校生当時は「勉強しないと寝れない!?そんなことあるわけないじゃん!」って思っていましたけど、いま大人になって初めて「確かに…!」って納得しましたw

あとは1日にほんの1mmでもいいから前に進もう、という気持ちもありました。私はとても忘れっぽいので、勉強したことも数日後には真っ白!ということもザラなのですが、3歩進んで2歩下がる、じゃないですけど、用語1つでもいいから覚えられればいいなという気持ちでやっていました。今日やったところがもしかしたら本試験に出るかもしれない!そしたら今日5分頑張った甲斐があるってもんよ!!というポジティブシンキングw

 

私の場合、一度自分を甘やかすとそのままズルズルいってしまうので、なんとか踏ん張って踏ん張って机に向かう。小さいことですけど、それが実はあとから振り返ると習慣に変わっていたんですよねぇ。ほんと、超今更ながら学生時代にこのスキル身につけたかったw

先すぎる試験…モチベーションの保ち方

年が明けてまだ4日ということで、「今年はやるぞ!」と気合いが入っている方々もいるのかなぁと思うので、なにかモチベーションがアップするようなことが今日はいいかなぁと思案したのですが。結果逆のとき…モチベーションが上がらないときについてになりそうですw

昨年末12月試験が終わり、自己採点した方、しない方、人それぞれかと思います。私は前にも書きましたが、自己採点せず回答速報も見ず、合格発表を迎えました。それは不合格になった2019年度も同じです。合格発表を受けてはじめて不合格を知り、それから悩みに悩んで、ようやく年が明けてから再受験を決めました(詳しくは下記参照)。

 

ochikoboretakken.hatenablog.com

 

テキストや勉強道具を揃えて、いざ再度勉強を開始したのが1月半ばくらい。その後メインテキストを入手したのは2月末。それでも試験まで約8ヶ月ほどあります。勉強開始した頃は、真新しいテキスト揃え、且つ気分を変えたかったためシャープペンシルやノートも刷新。揃えたその日はもう、それはそれはやる気に満ち溢れていましたw

しかし、満ち溢れるやる気に比例して、受験日の10月は遠く先。情報もまだそんなになく、わかるのは民法改正があることと試験日くらい…正直途方に暮れました。勉強はしたいけれど、今からやっても忘れてしまうんじゃないかという懸念もありましたし。そうなると途端にやる気が下がってくるんですよね…。「さすがに10月試験で今から勉強し始めるって早くない!?」って思ってしまう。

そこで普通はどれくらいの期間で勉強するのだろう?と思い(再受験にも関わらずそんなことさえ知らなかった)、日○学院のHPとかを見てみると、本科の通学コースとかであれば標準学習期間が6ヶ月となっているんですね。スタートは4月から。んじゃ私も4月からのスタートすればいいか!

……とはならず。さすがにそれは違うのかなぁって思いました。なぜなら独学だから。資格学校に通う人たちは、独学者と比べて時間も管理されているし、きちんと「授業」がある。でも我々独学者は全部自己管理。授業もない。そのぶんスタートラインは資格学校通学者よりも何歩も後ろだと思っていました。

 

さて、モチベーションアップの結論を言うと、前に書いたように少しずつは勉強していましたが、本腰はなかなか入らなかったというのが正直なところで、そういうときはもう、情報収集に徹しました。徹しました、っていうとお堅い印象ですけど、実際はまぁ、ネットサーフィンしながら宅建の情報を集めていた、というのが正しいかもしれませんが。宅建試験を受験した方々や宅建講師陣のブログを読んだり、合格体験記を読んだり。合格体験記はほんとにモチベーション上がりましたね。そうしていくうちに、「私も頑張らないと!」と思うようになっていきますw。

そして、資格学校通学者よりも早く勉強をスタートさせることで、「私のほうが(資格学校通学者より)すすんでるぞ!」と思い込むようにしてましたw。「4月にスタートする人たちがいるなかで、私はその時点で権利関係は終わってるぞ!」と思いたい!その一心でした。独学のデメリットは自己管理しないといけないことですが、逆に自分のペースで勉強できることがメリット。独学ならではの負けてたまるか精神をここで発揮。

なんだ、モチベーションアップと言いながら大したことやっていないじゃないか、と思う方もいるかもしれませんが、その通りですw。でも、独学者ってやっぱり情報量で他の人たちと劣ってしまうので、モチベーションアップを兼ねての情報収集も春くらいまでは勉強のひとつと考えていました。学校に行けば試験の願書も用意してくれるし、なんなら申し込みのための写真も撮ってくれる。でも独学者は自分で願書も用意しないといけないし、写真ももちろん自分で。申し込み期間も自分で確認してその期間に入金まで済ませないといけない。積極的に調べないと、そんな基本的なことでさえ漏れてしまいそうな気がしてしまうのです。夢中で勉強してて申し込み忘れてた…!というのはさすがに笑えないですし。

でもそういうのも含めて調べていくことで、少しずつ絶対に受かるぞという覚悟も出来てきたような気がします。

あとはいくらやる気が出なくても、5分でもいいから、問題1問でもいいから勉強するようにしていました。とにかく毎日勉強することを習慣づけるようにして。

それについては長くなりそうなのでまた明日。

明けましておめでとうございます!

明けましておめでとうございます!

去年は世の中的には言わずもがな、コロナ一色と言ってもいいような1年でした。年末年始にテレビを観ていると、「2020年はなかったことにしたい」と仰っているタレントの方もいらっしゃって。でも私は胸を張って言えます。私にとっての2020年は宅建試験一色の一年でした!!!めちゃくちゃ本気でやったし、コロナ渦の自粛ムードを逆手にとって家に籠もりひたすら勉強しました。もちろん、たとえ試験に落ちていたとしても昨年が宅建試験一色だったのは変わりません。だって10ヶ月半かけて勉強したわけですから。

今年もきっと、withコロナの日々がしばらくは続くことでしょう。そんな世の中でも、1日1日を無駄にせず丁寧に暮らしていきたいなと思います。そして、あんなに苦手だった勉強が、大人になり宅建試験を通して学ぶことが好きになりはじめており…。宅建試験が良い変化をもたらしてくれました。今度は何を勉強しよう…そんなことを考えては年末年始は過ぎていくのでした…。

改めまして、本年も宜しくお願い致します。今年も自分のペースで少しずつ宅建試験を受験した日々を綴っていけたらと思っております。どうぞお付き合いください。