おちこぼれOLの独学宅建合格記

2020年10月試験にて独学で宅建士合格しました。前年度不合格からいかにして合格までたどり着いたか、その道筋を振り返ります。

立ち位置把握…のために模試??

今この記事を書いているのは2021年1月なので、さすがにちょっと模試の話をするのには早すぎるし、基本的には古いことから少しずつ思い出して書くようにしているので、模試を受ける時期を考えてもやっぱり早いかなぁ、とは思うのですが。でも、昨日「自分の立ち位置を把握する」ために模試を使うという話を書いたので、その延長戦で少しだけ模試について触れたいと思います。

 

宅建に落ちた2019年、私の模試に対する考え方は

  1. 今の実力で本試験を受けたらどれくらい点数が取れるのかを把握する
  2. 今年の試験の傾向を掴む
  3. (外部で受験する場合)他にも受験生がいる会場の空気に慣れる

の大きく3点でした。そのなかでも特に1を当時の私は重要視しており、むしろそれを把握するために受験していたといってもいいくらいです。とにかく模試で高得点取らなきゃ!というのが先行していました(むしろそれ以外はあまり何も考えないで受験していたといってもいいくらい)。

で、2020年。紆余曲折あって考え方が改まり、

模試は自分の弱点を把握するためのツール

というのが私の模試に対する考え方の結論になりました。その経緯等についてはまたそのうちしっかりと書きたいと思いますが。

それで、昨日の話の続き。

自分の立ち位置を把握する手段としての、模試。そのために早くから受験する方々もいると思うのですが、私は模試は8月以降にしか受験しない派でした。理由は先ほど書いたとおり、模試は自分の弱点を把握するためのツールにするという考え方に改まったからでした。

(もちろん人によると思いますが)8月より前というのは基礎を固める時期です。6月7月くらいの過去問1周したかしていないか、ようなタイミングだと、まだまだ知識は定着していないし、苦手なところは本当に苦手なままでガチでその分野何も点数が取れない!なんてこともザラ。私としては、その時期は言ってしまえば全てが弱点のような実力だったので、そんな状況で模試を受けても点数に一喜一憂するだけで時間が勿体ないだけかな、というのが結論でした。だから~8月までは、余計なことはせず、とにかく自分の計画に沿ってやることをひたすらやる、ということを心がけていました。

だから、昨日の「自分の立ち位置を把握する」ということであれば、もちろんそれを把握ツールとして模試は有効だとは思うのですが、勉強の前半期は「自分が受験生のなかでどれだけ点数が取れるか」ではなく「自分が受験生のなかでどれだけ勉強がすすんでいるか」が知りたかった私としては、そういった意味でも結局模試は必要ではありませんでした。

 もちろん、8月以降にはいくつか模試を受けたのですが、そのときは上述のように基本は弱点克服を目的としていました。試験が近づくにつれて全体のなかで自分がどれくらいなのかも気になってはしまいましたが、コロナ渦というのもあり外部会場での模試は1件だけにとどめました(他にも受けましたけど、それは自宅ででした)。

見えない自分の立ち位置(後編)

昨日は独学で勉強することの孤独と危険性について書きました。昨日の記事はこちら↓

 

ochikoboretakken.hatenablog.com

 

ひとりで黙々と勉強をしていても、周りの受験生と自分の立ち位置がわからない。そのまま突っ走ってよいものか。今日はその続きです。

情報源その1:ブログ

他の受験生の進捗情報を得る手段として、最初に思いついたのはブログを読むことでした。リアルタイムで勉強の進捗状況をブログで更新している方がいれば、その方の進捗がわかる。ブログはSNSではないため、(もちろん交流はできますが)情報を一方的に受け取るには丁度よい。

そこで、ググって調べたのですが(そのときは私がいま参加しているブログ村の存在は知りませんでした*1)、私の調べ方が悪いのか正直自分求めている内容のものがあまり多くは出て来ず。ブログを書いている人は(私もそうですけども)後から振り返りのような形で書いている方が多く、リアルタイムで更新されている方はそんなに多くない印象。

しかしながら、少し前の年度に受験した方で、毎日のように勉強の内容を更新されていた方のブログを発見することができたので、大いに参考にさせていただきました。何月何日に何をどれだけやったか、というのが細かく記録されており、しかもその方は独学で合格された方でしたので、日付からブログの内容を調べて、その方が受験生のときには今日何をされていたのか、というのをこまめにチェックするように。そしてそれを読むと、自分の2019年試験のときの勉強ペースがいかに遅かったのかというのがよく理解できました。反省出来て良かった…。

情報源その2:SNS

あとは、SNSで交流等はしないものの、ツイッターの検索を使いながら勉強をしている人たちのつぶやきをたまに見るようにしていました(宅建用のアカウントは持っていませんが、趣味用のアカウントは持っていたので)。誰か特定の人の勉強状況を逐一追うのではなくて、そのときどきで宅建の勉強をしている人たちの状況をざっくりと追うくらいが、リアルタイムで更新されていくSNSと私との距離感としてはちょうど良かったです。夏を過ぎてくると、全体的にだいたい「過去問何周目」とかそういう話になってくるのでわかりやすいんですけど、それまでは結構人によって進捗バラバラだなぁと思ったので。使っている教材も勉強の仕方も違うので当然なんですけど。とはいえ情報源としてのSNSは優秀だと思うので、宅建講師陣のツイートは見るようにしていましたが。

情報源その3:模試

勉強の進捗ではなく、「全体からみた今の自分の”出来”について立ち位置を知りたい」というのであれば、模試しかないような気がします。如実に点数に表れてきますし。でも模試というのは基本直前期に受けるものですよね。前半のほう(夏前までの時期)にもあるといえばありますが、回数はかなり少ないし、私たち独学者向けに解放されているような模試というのはかなり限られたものしかないように思われます(0円模試とかくらい?)。

私は勉強の前半、~8月くらいまでは、勉強の進捗は気にしていたものの、「自分がいまどれだけ点数を取れるか」ということについては全く意識せずに勉強をすすめていました。コレはどうなんでしょう?人によるのかな。独学者で0円模試なんかを受ける人はその辺を早くから意識している人たちなんだと思いますが。

それについてはまた明日以降で。

*1:ただし私がいうのもなんですけど、ブログ村は情報を得るにはとてもいいのですが、リアルタイムで勉強の進捗を更新している人は案外少ないような気がします。このブログも含めてですが。

見えない自分の立ち位置(前編)

独学というのは、基本孤独です。

勉強をすすめるペースも、手段も方法も、全部自分の好きなようにやれる一方で、(例外はありますが)誰かに教えを請うこともなく、誰かに指示されることもなく、ひとりで黙々と勉強をすすめるしかありません。そうすると、なんとなく自分の左右には高い壁がそびえ立っていて、周りを見渡すことができず、ただただ遠くに霞むゴールだけを目標に突き進んでいる感覚に陥ります(私だけ?)。周りがどこを走っているのか、自分がどのくらいの位置にいるのか。進んでいるのか、遅れているのか。ひとりだとそれがとてもわかりづらいのです。

 

以前、建築士の資格取得のためにスクールに通っていたとき(その経緯などはこちら)は、むしろ周りが見えまくりでした。私が通っていたところは毎週の講義終わりに小テストがあって、クラス内での順位と偏差値が貼り出されました。また、建築士の試験には2次試験製図試験(図面を描く試験)がありそれももちろん対策が必要なのですが、スクールでは皆が同時進行で描きながら講義がすすめられるので、周りがどれだけ出来ているのか、自分がどれだけ出来ていないのかが一目瞭然。スクールの良さのひとつはここにあると思います。自分の出来不出来や順位があからさまにわかることで、周りより出来ていないのであれば当然焦るし、出来ているのならそれだけ合格に近いのかな、と思える。

でも独学ではそれがない。

だからめちゃくちゃ不安になるんですよね。自分が今受験生のなかのどれくらいのところにいるのかがわからないので、今のペースですすめていって良いのかどうかの判断がつきづらい。もちろん、一番最初に計画を立てているので、それに忠実にすすめていけば大丈夫、と思いたいのですが、それだって自分で考えた見立てですから。本当にそれが正しい道筋かなんて、誰も教えてくれないしわからない。

それを簡単に解決できる方法のひとつが、SNSで勉強アカウントを作って同じ目標を持っている人たちと交流することだと思うのですが、以前書いたように、私はあまり周りと切磋琢磨しながら、というのが得意ではありません。SNSだと皆がキラキラした人間に見えてしまいw、それに比べて自分が出来ない人間だと思ってしまうとズルズルとマイナスのほうに引っ張られてしまいそうになるので、ちょっとそれは避けたくて*1。スクールに通っていたときは若かったし(?)、なにしろ資格試験(しかも国家資格)のための勉強をいうのを今までやったことがなく、どんな方法で進めていけばいいのかさえよくわからないような状況だったので、その時のやり方(スクールに通って周りが見えていた状況)はそれでよかったと思っています。

兎にも角にも独学を選び、周りと切磋琢磨することを拒んだことでガチの孤独の道を選んだ*2ものの、「おそらくこのまま進めていったら、自分のやり方があまりに受験生の標準より遅かった場合に取り返しがつかなくなるな」という危機感はありましたので、せめて自分なりに他の受験生のペースを掴む方法を見つけなければ、と模索しました。(明日以降の後編へつづく)

*1:これは私の思い込みかもしれませんが、たぶんSNSでは「今日これだけやった!」「点数何点取れた!」などポジティブなことを書く人の方が多い傾向にある気がするので。。

*2:こう書くとつらい

テキスト複数持ちの勉強法

私は2020年の1月から勉強の再スタートを切りました。ちょうど1年前です。

以前も書いたように、権利関係から勉強をスタートさせたわけですが、権利関係は民法改正もあり、点数も取りにくい分野でもありということで、人一倍苦労したところです。そこで私は手持ちのテキストと参考書を大いに駆使していたわけですが、今日はそのやり方をちょっと思い出しながら深掘りしていこうと思います。本当はもっと最初の頃に書けばよかったんですけどもw

基本はもちろん、テキスト読み+YouTube動画視聴なのは変わらずなのですが、権利関係に関しては他の分野と比べても手持ちのテキスト2冊+参考書を大いに使用しました。

 テキストは下記2冊。

ochikoboretakken.hatenablog.com

 

ochikoboretakken.hatenablog.com

 参考書は下記1冊。

 

ochikoboretakken.hatenablog.com

 

テキストが2冊に参考書1冊がをそれぞれ読み比べると、同じ項目でも書かれている視点や深さは様々です。

たとえば契約不適合責任を例にとってみてみると(ちなみに民法改正点のなかでも重要なところのひとつです)、

宅建士出るとこ集中プログラムの場合

買主側からでできることを解説し、その後買主の手段4つをさらに解説という流れ。

宅建士速習レッスンの場合

全部、一部が他人物の場合、目的物の条件が契約不適合の場合、…と不適合の種類ごとに解説していく流れ。

民法大改正」スピード攻略の場合

買主の手段4つを重点的に解説

 

私が使っていたメインテキスト2冊と参考書でも書かれ方が全然違うので、このなかで一番自分に合う解説を取捨選択します。これが複数テキスト持ちの強みなんですよね。そして独学の強みでもあると思います。やはり誰かに教わっている立場だったらテキスト複数購入って私ならやらないですもん。

ちなみに契約不適合責任の場合は、私は「出るとこ~」が一番わかりやすくそれに近い順番で参考書も解説されていたので、正直この項目に関しては「速習レッスン」の解説はほぼ読まなかったような気がします(サブテキスト扱いなのでいいんですけど。でもたまにサブテキストのほうがわかりやすいことがあって、立場逆転!なんてときもありました)。

また当たり前のことではありますが、メインテキストの「出るとこ~」に、「速習レッスン」と参考書の該当ページをメモしておいたり、別のテキストのほうがわかりやすい解説をしているときなんかはその旨を書いておいたりするなど、困ったときには他のテキストにすぐに行けるような書き込みを積極的にしていきました。

小さいことだし少し面倒ですがこれが夏以降に効いてきて、年度別過去問や模試をやり始めたときにテキストに戻ってくることがあると、他のテキストにもすぐアクセスできて便利でした。1冊のテキストでわからないときに他のテキストや参考書で解決しやすい状況を知らず知らずのうちに作れたことは、直前期になり時間に限りが出てくる中、効率的に勉強したいのでとても役立ちました。

書き込みをガンガンしながらより自分に使いやすいテキストに仕上げていくことで、より効率よく勉強できるようになる、という好循環。独学でどうしても非効率になってしまうなか、後半に勉強に勢いをつけて10月の試験にピークを持っていくぞ!というマインドを維持するためにも結構大事なことだったように思えます。本当に小さいことだし地味なことですけど、案外このコツコツがよかったのかもしれません。

弱点克服もアプリ活用

昨日、スキマ時間にはアプリを使って問題を解いていたことを書きました。

 

その時主に使っていたのは過去問アプリですが、その他にもうひとつ使っていたアプリがあります。それがこれ↓

 

 

なんか英語で書かれていますが、ちゃんと日本語対応しています。以前ご紹介した過去問アプリでも、きちんと間違えたところをマークしておけば復習できるので充分といえば充分。ですが、夏を過ぎてからは過去問の他に予想問題や模試などもやっていたので、そこの復習もしっかりやりたいと思い、外でもやれるようにと考えて辿り着いたのがこの単語帳アプリでした。もちろん、他にもそういったアプリはあると思うので、別に何でもよいとは思います。

このアプリは学生のときに誰もがよく使っていたであろう、単語帳がアプリで再現されています。とても便利だったのが、写真を撮ってそれを単語帳の問題や回答に使用できる機能。これを使って、間違えた問題をそのまま写真に撮り、間違えた問題だけを集めた問題集のようにしていました。これで間違えた問題だけを厳選して集中的に取り組むことができます。もちろん、解けるようになった問題は飛ばすこともできますし、順番のシャッフルだってお手の物。何かを覚えるときに手を動かすことは大事だと思うのですが、単語帳を作ること自体では覚えることは難しい(と思う)のでなるべくその手間は省きたい。そんな時には文明の利器は大いに使うべきです。

これでスキマ時間には、過去問アプリも含めて徹底的に出来ない問題をやりました。このアプリを本格的に使い出したのは勉強も佳境に差し掛かった頃でしたが、これを日々やることによって弱点はだいぶ叩かれた気がします。

【9ヶ月で計45時間】スキマ時間活用法

勉強をスタートさせてからは、なるべく毎日机に向かうようにしていました。以前書いたように、5分でも良いから机に向かう習慣をつけたいというのがあったので。

でも勉強って机に向かうだけではないんですよね。スマホのアプリでも出来るし、本を読むことで勉強になることもある。そして多くの学習者が実践しているであろうことですが、スキマ時間を活用することもまた、勉強をすすめるうえでは大切なことでした。

スキマ時間否定派だった2019年

正直、2019年に受験勉強していたときはスキマ時間を活用しようとはあまり思っておらず、そこを意識して勉強はしていませんでした。例えば電車の中などは絶好の勉強時間になると思うのですが、私は電車の中では寝たいと思うタイプw。そんな短い時間の勉強で何になるんだ、という思い込みが勝り、移動手段として電車を使うときも、ちょっとした空いた時間も、決して勉強しようとは思いませんでした。

しかしながら、10月の試験直前期。(そのうち書きますが)業法の35条37条がどうしても覚えられず、このままではこの重説関係の項目は確実に0点というレベルで直前まで苦手を引きずっていました。直前期ですから、もう理屈無しで何とかして覚えるしかない。こうなったらもう、ひたすら唱えて覚えようと思い、ようやくスキマ時間を活用しながら詰め込むことに重い腰を上げたのでした*1

私は車通勤なのでさすがに通勤時間に勉強はできない…と思っていたのですが、もちろんテキストを見るなどは出来ないものの、前日の復習で覚えたことをブツブツ言いながらアウトプットすることはできる!と思い、(もちろん安全運転で!)ひたすら声に出して前の日覚えた項目を唱える*2というのを2週間くらいやりました。やはり声に出して毎日唱えるとさすがに覚えるようでw、試験当日は35条37条の問題は4/5正解(まぁ1問は外しているのですが)。その時はとにかく必死だったというのもありますが、小さくても日々の積み重ねができるスキマ時間の重要性を感じました。

スキマ時間を見つけては勉強!の2020年

前年の反省を生かし、2020年はスキマ時間を大いに活用。特に過去問アプリや単語帳アプリ(明日紹介します)を使っての間違えた問題の復習は、スキマ時間に取り組みました。スキマ時間にアプリは超便利。朝は職場に着いたらすぐに会社に入るのではなく、車の中で5〜10分スマホアプリで問題を解いてから。昼休みもご飯を食べたあとに5分くらいやる。それを試験まで続けました。1日あたり多く見積もっても15分くらいの時間ですが、15分×月20日(出勤日平均)×9ヶ月間=2,700分!!!時間にして45時間*3!!!まさに塵も積もれば山となる、です。

あとは家でもご飯を食べたあとのちょっとした時間、寝る前の5分など、1問でも解けそうなタイミングがあればできるだけアプリを起動。直前期はテキストごと家中持ち歩き、いつでも開けるような体制を作っていました。本当にどこにいくにも持ち歩いて開いていましたねwさすがに会社では(試験のことを隠しているので)専らアプリを活用していましたが。アプリで勉強する分には傍からはスマホをいじっているだけにしか見られないので便利でしたw

車通勤中の勉強は断念

私は通勤に片道3,40分掛かるので、往復1時間以上の時間を通勤時間に費やしています。毎日1時間もあればだいぶ勉強も進むはずなので、この時間も活用するべく、試行錯誤もしました。前年直前期に実践したとおり、アウトプットの時間すればいいやと最初は思っていたのですが、これには大きな問題があり…それは車通勤のため会社に着くまで正解を確認できないということ。アウトプットは当然ながら完璧ではないため、「あれ、これ何だっけ…?」と思ってもすぐに確認はできない。これが思った以上にすごくストレスだったので、直前期の切羽詰まったときならいいですけど、通常の勉強ではこのやり方は止めました。

目で見て勉強はできない…それであればと耳で聞く勉強をするべく、自分でテキストを音読したものを録音し、車の中で流してみようと試みました。…が、音読と録音の手間と、何より自分の声を聞きながら通勤するのがあまりに苦痛ですぐ止めましたw実際、ただテキストの音読を聞き流すだけって思った以上に頭に入らない。たとえばラジオドラマのようにストーリーがあったり、音楽のようにリズムやメロディーがあれば覚えることもできると思うんですけど、テキストってあくまでもただの文章。ましてや自分の声となると、ただの拷問です。

ということで、結局通勤中に勉強することは諦め、ストレス発散として音楽を聴く時間とすることに。勿体ないと感じつつも、2020年はコロナ渦でカラオケも行けないような環境だったので、ここぞとばかりに車内をひとりカラオケ空間にしていましたw

 

正直過去問の間違えた箇所の復習はほぼスキマ時間で完結したような感じです。もちろん机に向かって復習することもありましたが、超短時間で集中せざるを得ないスキマ時間のほうが、案外短いスパンで問題を回すことが出来たので私にとっては効率が良く感じられました。これを一切しなかった2019年…落ちた一因、もしかしたらここにもあるかもしれませんね…。

*1:それまでも夏くらいから焦り始めていたので、要点ノートは持ち歩いてスキマ時間に見るようにはしていましたが、本当にただ見ていただけという感じであまり身にならず。

*2:実はとある工夫もして覚えたのですが、それはまた今度。

*3:ただし机に向かわない勉強のときはタイマーはかけないマイルールでやっていました。だから2020年はタイマーで計ったトータル300時間+45時間くらいは勉強していることになります。

勉強"時間"の考え方の変化

今日はほぼ雑談。

 

私は勉強は基本的に夜やります。

朝やれる方々が羨ましい!学生時代に何度か試みたものの、朝はギリギリまで寝ていたいというのが勝ってしまい、結局早起き出来ないまま朝を迎える…というパターン。間違って(?)朝早く起きれたとしても、結局眠たくて頭が回らず、勉強になりません。

ということで休みの日を除き勉強は夜にするのが常なのですが、できるだけ毎日12時、遅くとも1時には寝ていました。1時が普通なのか早いのか遅いのはわかりませんが、いくら勉強のスタート時間が遅くなっても、決して2時とかまではやらないようにしていて。昔はやれてたんですけど笑、やはり睡眠時が短いとそれだけ次の日が辛い!そうすると次の日の仕事に支障が出る…そしてまた夜眠くなって勉強どころではなくなる…それでは本末転倒なので、それは避けようと気をつけていました。

それは直前期も同じです。たしかに睡眠時間を削ってやってはいたんですけど、それでもMAX1時くらいまで。去年はそれこそ2時までとかやっていましたが…。

 

でも結局、勉強時間ではないんだよな、ということに勉強することに慣れていくにつれ気づいていきました。それは、時間のノルマを達成することよりも「やることのノルマを達成すること」のほうが大事だなということ。いくら勉強時間が長くとも、目標設定した"ここまでやるぞ"というのが達成されなければ勉強って前には進んでいかないのだな、と。時間ファーストでやってしまうと、ダラダラしてしまうことも無きにしもあらずなので。むしろ1日のノルマが達成されたのであれば早く切り上げたって良いし、他の弱いところを復習したって良い。そうやって時間に囚われずに勉強を前に進めることを考えたほうが結果効率がいいんだ、ということに、だいぶ後になってから気付きました。

ただ勉強ってうまいこと進まないわけで、「ここまでやろう」というところまで到底到達できないようなときもあるんですよね。理解するのに時間が掛かったりして。そうすると計画が遅れたりしてしまう。なので計画も、もちろん今日はここまでとか、今週はここまでやっておきたい、とかは計画を立てている以上ありましたけど、結局は「夏までにテキストと分野別終わらせたい」という超ざっくりな目標を最終的に夏までの目標とし、それが最終的に達成できていればOKでしょ、くらいで気持ちに余裕を持たせて勉強することにしていました。甘いかもしれませんが、結局はこれぐらいゆるいほうが私には合っていました。どうせ最初からキチキチできる性格ではないでね。